心が執着から離れてたらjukujoでもいけるって、仏様が言ってた。
時が過ぎるのは早いもので。
一ヶ月は回ってないからセーフってことで
おなしゃす
ただいま戻りました。私です。高橋さんとこの歩ちゃんです。
大きくなったでしょ~。随分会ってなかったですからね。おば····おねえさんは全然変わらないですね。ちょっと丸くなった(笑)?
え?イケメンだなんてそんな、やめてくださいよ~。お世辞だって分かっちゃうんですからね!プンプン。
イマジナリー親戚に媚を売ることにより、感情の昂りを抑える。これが最近の日課だ。なぜか出てくる親戚が全員太りぎみなのは、俺の性癖のせいではない。熟女で人妻なのも、旦那との仲が冷えきってるのも、俺のせいではない。そのはずだ。
「ただいま~」
気づいたら、現実世界でもただいまと言っていた。これは、愛に飢えた少年が他者に対して行うささやかな自己アピールであり、自分を見てほしいという欲求とそれを伝えるのが恥ずかしい、という対立する感情の葛藤が出した妥協点であり、なんとも言えないいじらしさが伝わってくるではないか。
「キモ」
玄関に立ち尽くして言葉を失って感動する俺に、こいつは今なんと言った?
「お兄ちゃんは肝より皮の方が好きかな」
「は?自分に対する罵倒も理解できないとか、変態マゾ野郎失格だよ兄貴。てか、皮ってカワとかかってんの?しれっと自分を褒めるために鳥を利用するの、農家さんに失礼だと思わない?兄ブタさん」
「清潔でお馴染みのブタさんに例えてくれるとは。光栄すぎてトリュフ堀り当てちゃうよ。あ、でも、妹様は虐待がひどいようだから、動物愛護団体がお話しして、ブタに臓物を食わせる羽目になるかもね。妹の内臓を食えるなんて、お兄ちゃん感激だよ」
「お兄様の一部になって、お兄様の糞尿になるなんて。兄弟愛を感じるわ。でも、ブタは馬鹿だから、自分で出した糞尿を食べるでしょうね。妹を何度も味わいたかったなんて、生前の私としては、今すぐ性犯罪者を警察に突きだしたいものね」
「なんて面白いジョークを言うんだ、花梨よ。兄は感動したぞ」
「兄貴こそ、妹を食べたいとか、面白すぎて笑いも出ないよ」
「「はははははははははははははは」」
そう、実は、俺には妹がいるのです。キュートで優しい子なんですよ~。
現役男子高校生にとって、親戚のおばちゃんは手放せない安眠グッズである。




