三日目
「えっ、、ダンジョンで迷わない方法、ですか?」
「そうなんだ、キミの、事故撲滅係としての知見を借りたいのだ」
「分かりました、で、彼らを案内すれば良いんですねっ?」
ギルドのカウンター前には、若い、成り立て冒険者の3人が緊張した様子で立っていた。
「そうね、、まず基本的に暗闇には近づかない事、コレが第一ねっ」
3人と共にダンジョンの1階層、入り口を入ってすぐで話す。
「見て、、暗闇には何があるか、いるか分からない。でもアナタ達は松明や灯りを持ってるじゃない?相手からは光が見えているのよ」
「な、なるほど」
「暗闇には何かある、『無いかもしれない』では無く、『ある』と思って進むのよ?」
「はいっ!」
※※
「ダンジョンで『迷わない』って言っても、色々だと思うの。
道に『迷わない』もあるし、『判断に迷わない』というのもある。
アナタ達はまず何に迷いたくないのかなっ?」
「えーっと、じゃあ『道』で、お願いします!」
「分かった、じゃー、、アナタ達は『右手の法則』って知ってる?」
「?」
「うん、迷路を進むときにね、右手側の壁に沿って歩くの。
で、帰りは逆に左手側の側に沿って、帰って来る。
そうすると、、ホラ、ちゃんと元の位置に帰って来れるでしょ?」
「!、、な、なるほどっ」
「でも、焦っちゃうと間違えちゃう場合もある、だからこうやって、、
枝分かれしてる道に『木札』を置いておくの、石や壁にキズを付けても良いわね」
「へー」
「そしたら帰りに『あー、こっちだこっちだ』ってなるよね?」
「分かりましたっ!」




