二日目
「あれっ?アナタ、、その靴」
「なんですか?」
「、、ホラ、靴の踵がすり減ってるよ?」
「えっ、これくらいなら、、」
「ダメよっ!足を滑らしたらモンスターに食べられちゃうんだからねっ!」
「は、はい、、!」
「貸して、、こうやって、スライム粘着剤を、こうして、、はい!出来たっ!」
「ぁ、、滑らない」
「ネ?熟練の冒険者の人は、みんなこうやってケアしてるの。靴を買い換えなくても何とかなるでしょ?」
「は、はい、あの、ありがとぅ、、ございます」
「いいのよっ、冒険、頑張ってね!」
「はいっ!行ってきます!お母さん!」
「、、!」
そして成り立て冒険者は駆けていく。
「お母さん、、って」
ギルドの隅では熟練冒険者が密かに笑っていた。
※※
「だからぁ!言ってるだろ?お前が前で支えないと、、!」
「コラコラっ、何してんの?アンタ達っ」
「あっ、、なんでも、無いっすよ」
「んー?チームなんだから、喧嘩はダメだよっ?」
「で、でも、コイツが前衛なのに、敵を避けるから、
だからそれだと後ろが危ないって、、でも、分かってくれなくて」
「分かる、わかるよ。あるよね、そういうの。でもね?そうやって押しつけても問題は解決しないよ」
「じゃあ、どうすれば良いんですか?」
「んー、まずは相手を、敵に慣れる事だよねっ。
ギルドの裏に訓練所があるから、行ってみない?」
「訓練所、、?」
「そうっ、ギルド職人のベテランさんが戦い方や、大事な事を教えてくれるの。
連れてってあげるから、行こうよっ」
「ぁ、、お願いします」
「ふふっ、いいのよ。さ、行きましょ」
※※
「タダノさーんっ!」
「おっ?嬢ちゃん、珍しいな訓練所に来るなんて」
「あの、この子達の話を聞いてあげて欲しくて、、なんだか戦い方が合わないみたいで」
「んー、、良いけど、どんなだぁ?
、、成る程なあ、よしっ!そしたら前衛のキミ、ちょっと俺が棒を振るから盾で受ける練習をしよう。」
「そうっ!真正面から受けるな?流すんだ、、そう、流して、こう!出来るじゃないか」
「ふふっ、、」




