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第3話 大和壮介という名の核弾頭

# 大和壮介という名の核弾頭



 大和壮介は、昼休みの教室を一人で支配できる男だ。


 弁当箱は二段重ね。おかずの量が異常。卵焼きが四切れ、唐揚げが六個、ウインナーが五本、その隙間にブロッコリーが詰め込まれている。食べ方は豪快そのもので、箸を動かすたびにがたいのいい身体が前後に揺れる。声がでかい。何を喋っても教室の端まで届く。存在そのものが音量最大の拡声器だ。


 こいつだけは、俺がサッカー部を辞めた後も何も変わらなかった。


 他のクラスメイトは微妙に距離を取った。「朝倉、膝大丈夫?」という気遣いの後に、なんとなく話題がなくなって離れていく。サッカーしかつながりがなかった連中は、サッカーがなくなれば用がない。当然のことだ。


 でも壮介だけは、翌日も翌々日もいつも通り隣の席でバカでかい声を出していた。「陽翔、焼肉行かね?」「陽翔、あの映画見た?」「陽翔、宿題見せて」。何も変わらない。変わらないことの有り難さは、変わってしまったものが多い人間にしかわからない。


 その壮介が、ここ数日ずっと俺の放課後を気にしている。


「なあ陽翔、お前ほんとに文芸部入ったの?」


 唐揚げを箸で突き刺しながら壮介が言った。突き刺すな。行儀が悪い。


「入った」


「マジで? 書くやつ?」


「書くやつ」


「お前が?」


「俺が」


「何書いてんの?」


「カレーうどんのエッセイ」


「カレーうどん!? ていうか文芸部って何するの? 殴り合い?」


「どうしたらそうなる」


「文……芸……。文字で芸をする? 書道?」


「それは書道部だ」


「じゃあ何? 小説書くの?」


「小説でもエッセイでも、なんでも書く部活だよ」


「エッセイって何?」


「身の回りのことを書く文章」


「カレーうどんが身の回りにあるの?」


「学食にあるだろ毎日」


「あー、あるな。あれ美味いよな」


「美味い」


「原稿用紙って何マスあるの? 将棋盤より多い?」


「比較対象がおかしい。四百字だ」


「四百!? 将棋盤は八十一マスだぞ!? 五倍じゃん!」


「将棋の話はもういいよ」


「活字って食えるの?」


「食えない。文字だよ」


「お前と話してると国語辞典を投げたくなる」


「それは文芸っぽい!」


「暴力だよ!」


 周囲のクラスメイトが二人の会話を聞いて笑っている。壮介の声量のせいで、教室の半分が勝手に聴衆になっていた。


「で、そのカレーうどんのやつ書いたの?」


「書いた。千二百字」


「千二百!? すげえ! 俺、作文で二百字書くのが限界なんだけど!」


「お前の二百字もだいぶすごいけどな」


 壮介がニカッと笑った。この男の笑い方はいつも全力だ。頬の筋肉を総動員して笑う。手抜きがない。


「なあ、その文芸部ってどんな感じ?」


「どんな感じって?」


「誰がいるの?」


「部長の凛先輩と、千歳さんっていう同級生と、顧問の霧島先生」


「凛先輩って女?」


「女」


「かわいい?」


「かわいいっていうか、かっこいい系。クールで、ミステリ書いてて、推理小説の犯人みたいな計画性がある」


「なにそれ怖い」


「千歳さんは——」


「女?」


「女」


「かわいい?」


「お前の質問それしかないのか」


「大事な情報だろ!」


「かわいいかどうかはともかく、すごい人だよ。小説がめちゃくちゃ上手い。あと取材って言って人の情報を集めるのが趣味みたいなところがある」


「取材?」


「俺のコンビニの購買傾向まで把握されてた」


「何それ、FBIじゃん」


「CIAだろ。いやどっちでもいいけど」


 壮介が弁当の最後のウインナーを口に放り込んだ。


「面白そうじゃん。俺も見に行っていい?」


「やめとけ」


「なんで!?」


「お前が来たら部室が崩壊する」


「失礼だな! 俺だって静かにできるし!」


「お前が静かにしてるとこ、十五年の付き合いで一回も見たことないんだけど」


「幼稚園からの付き合いを持ち出すなよ!」


 周囲のクラスメイトが振り返っている。壮介の声はどう頑張っても教室全体に響く。こいつと会話するだけで注目を集めてしまう。目立ちたくない人間には致命的な友人だ。


 でも、嫌いではない。全然嫌いではない。



    *



 放課後。部室。


 引き戸を開けると、いつもの光景があった。詩織さんが万年筆のカリカリ音を響かせていて、凛先輩がソファで文庫本を開いている。霧島先生は今日もいない。たぶん職員室でどこかの生徒の課題を添削している。


 ただし今日はいつもと違うものがあった。


 ホワイトボードに、赤い字でデカデカと書かれている。


 「部員勧誘作戦会議」。


「遅い。座れ」


 凛先輩がソファから指示を出してきた。座る。ちゃぶ台の南側。俺の席。


「勧誘作戦って何ですか」


「読んで字の如くだ。五人目の確保が急務だ」


「急務ですか」


「廃部は来月末に判定される。あと一人いないと、この部は消える」


 消える。その一言に重さがあった。凛先輩の口調は相変わらずクールだが、「消える」のときだけ、ほんの少し声が硬くなった気がした。


「朝倉、お前の周りで使えそうな人間は」


「"使える"って言い方やめません?」


「条件は三つ。暇であること。断りきれない性格であること。退屈に耐えられないこと」


 全部壮介に当てはまるのが腹立つ。


 詩織さんがちゃぶ台にノートを広げた。表紙に「勧誘作戦ノート」と書かれている。


「いつ作ったんですかそれ」


「今朝です」


「仕事が速い」


「朝倉くんの交友関係を調査したところ——」


「調査!? いつですか!?」


「昨日の帰りから今朝にかけてです。朝倉くんのクラスの座席表、部活動一覧、SNSの公開アカウント、学食での交友パターンを照合しました」


「怖い! 手法が怖い!」


「結果、最有力候補は一名です。大和壮介さん。一年三組。朝倉くんの隣の席。サッカー部幽霊部員。好きな食べ物は焼肉。最近の口癖は"暇すぎて死ぬ"。血液型O型。弁当は二段」


「弁当の段数まで把握してるんですか!?」


「栄養摂取量は行動力に直結します。二段弁当の男子は活動的である確率が高いです」


「その理論は初めて聞きました」


 凛先輩が腕を組んだ。


「データは揃った。あとは実行だ」


「俺に勧誘しろってことですか」


「お前しかいないだろ。友達なんだから」


「友達を売る気分なんですけど」


「売るんじゃない。投資だ」


「言い換えただけですよね」


「投資は未来への希望だ。売却とは違う」


「凛先輩、そのへんの言い回しが上手すぎるんですよ」


「ミステリ書きだからな。言葉で人を動かすのは得意だ」


 引き戸が開いた。霧島先生が缶コーヒーを持って入ってくる。ホワイトボードの赤字を見て、一瞬だけ目を細めた。


「勧誘か。頑張れよ」


「先生は手伝ってくれないんですか」


「俺の仕事は生徒が集まった後だ。集めるのはお前たちの仕事だ」


「丸投げですね」


「丸投げじゃない。信頼だ」


「先生もそっち系の言い回しですか」


 凛先輩がソファから立ち上がった。


「明日の昼休み、屋上で仕掛ける。朝倉、壮介を屋上に呼び出せ」


「呼び出すって、不良の呼び出しみたいじゃないですか」


「文芸的呼び出しだ」


「どう違うんですか」


「暴力ではなく言葉で勝負する」


「それは普通の会話では」



    *



 翌日の昼休み。


 壮介を屋上に呼び出した。「ちょっと話がある」と言ったら、壮介は弁当箱を片手に二つ返事でついてきた。このフットワークの軽さが壮介の美点であり弱点だ。


 屋上のフェンス際に並んで座った。四月の風が気持ちいい。空が広い。壮介が弁当の蓋を開けている。屋上でも食うのか。


「で、話って?」


「あのさ壮介、お前最近暇だろ」


「暇じゃねえよ。忙しいよ」


「何が忙しいの」


「いろいろ」


「サッカー部、最近ほとんど行ってないだろ」


 壮介の箸が一瞬止まった。図星だ。


「行くときは行ってる」


「週に何回?」


「一回くらい」


「それ幽霊部員って言うんだよ」


「幽霊じゃねえよ! たまに実体化してるだろ!」


「幽霊の自覚あるじゃないか」


 壮介がウインナーを噛みちぎった。黙って咀嚼している。こいつが黙るのは珍しい。


「文芸部、来てみない?」


「文芸部ねえ」


「地味だよ。でも意外と面白い」


「何が面白いの」


「俺が書いたカレーうどんの文章が褒められた」


「カレーうどんの文章ってなんだよ」


「俺もよくわからん。でも褒められた」


「褒められたって、誰に?」


「先輩と千歳さんに」


「あー、昨日言ってた美人の先輩と、FBIの」


「CIAだしFBIでもない。普通の高校生だよ。たぶん」


 壮介が空を見上げた。唐揚げを箸でつまんだまま、しばらく黙っていた。風が制服の裾を揺らしている。


「俺さ、サッカー、もういいかなって思ってるんだよね」


「え?」


「お前が辞めてから、なんか違うなって。お前と一緒に走ってた頃は楽しかったけど、今のチームとはなんかこう、合わないっていうか」


 知らなかった。壮介がそんなことを考えていたなんて。こいつはいつもバカみたいに明るくて、何も考えていないように見えるのに。


「でもさ、辞めたところで行く場所ないし」


「あるよ」


「え?」


「文芸部」


「お前、勧誘しにきたのかよ!」


「半分は」


「半分って、もう半分は!?」


「お前と話がしたかった」


 壮介が一瞬きょとんとした。それから、にかっと笑った。全力の笑顔。


「お前、たまにかっこいいこと言うよな」


「うるさい」


 背後の非常階段から、カサッという音がした。


 振り返る。非常階段の踊り場に、凛先輩が小型のホワイトボードを持ってしゃがんでいた。詩織さんがその横にノートを構えている。隠れているつもりらしいが、ホワイトボードの白い面がばっちり見えている。


 ホワイトボードには「"部室にはお茶と菓子がある"と言え」と書いてあった。


 カンペだ。凛先輩がカンペを出している。


 仕方ない。そのまま伝える。


「壮介、部室にはお茶と菓子がある」


「マジ? 行く」


「食べ物で釣られるのかよ!」


 凛先輩がホワイトボードを裏返した。裏面には「作戦成功」と書かれている。


 振り返って叫んだ。


「成功じゃないですからね!」


「……誰と喋ってんの?」


 壮介が怪訝な顔でこちらを見ている。非常階段のほうを覗き込む。


「あ、なんか人いる」


 凛先輩が諦めて立ち上がった。髪をかきあげて、涼しい顔で階段を上がってくる。


「こんにちは。文芸部部長の桐谷です」


 壮介の目が見開かれた。


「おー美人! 入部します!」


「「「早い!!」」」


 俺と凛先輩と詩織さんの声が重なった。詩織さんもいつの間にか出てきている。


「いやいやいや、ちょっと待て壮介。今の即決はさすがに」


「だって美人だし」


「それだけで入部するのか」


「あとお茶と菓子もあるし」


「動機が不純すぎる」


 凛先輩が少しだけ口角を上げた。


「まあ、動機はなんでもいい。見学からで構わない。放課後、部室に来てみろ」


 壮介が弁当箱の蓋を閉じた。


「考えとく」


 そう言って屋上から去っていった。階段を降りる足音がやけに軽い。


「手応えはあった」


 凛先輩が言った。


「ありましたかね」


「食べ物と美人に反応していた。条件は揃っている」


「文芸部の条件に食べ物と美人は入ってないと思うんですけど」


 詩織さんがノートにペンを走らせている。目がキラキラしている。


「大和さん、面白い方ですね。声量がすごいです。あと表情の変化が激しくて、観察しがいがあります」


「詩織さんの"観察しがいがある"は、それ褒めてるんですか」


「最大級の褒め言葉です」



    *



 その日の放課後。


 部室で詩織さんの原稿を読ませてもらっていたら、引き戸がバーンと開いた。


 壮介が仁王立ちしていた。


「ちょっと見に来ただけだから!」


 宣言と同時に部室に乗り込んできた。嵐だ。台風だ。カテゴリー5の暴風域が六畳の和室に上陸した。


 本棚をガサガサ漁る。


「おー、本がいっぱいある! すげえ!」


「丁寧に扱え」


 凛先輩の声が鋭い。


 ちゃぶ台をバンバン叩く。


「いい音する! この木!」


「ちゃぶ台は楽器じゃない」


 ソファにダイブした。


「ふかふかだ!」


「俺を潰す気か」


 霧島先生がソファの下敷きになりかけている。今日は珍しく部室にいたのだが、壮介のダイブで危うく圧死するところだった。缶コーヒーが危険な角度に傾いている。


 ホワイトボードにマーカーで落書きを始めた。「大和参上」。凛先輩が無言でイレイサーを手に取り、書いた端から消していく。壮介が書く。凛先輩が消す。書く。消す。書く。消す。


「消すの速くない!?」


「書くのが遅いんだ」


「へー、ここが文芸部か」


 壮介がようやく落ち着いて、ちゃぶ台の前に座った。あぐらをかいて、部室を見回している。本棚。ソファ。ホワイトボード。畳。窓。西日。


「思ったより……なんだろ、いいな」


「お前の"いい"がどのベクトルなのか不安なんだけど」


「この畳! ゴロゴロできるじゃん!」


「それは活動内容に含まれない」


 凛先輩が即座に否定した。


「このソファ最高。寝れる」


「俺の定位置を奪うな」


 霧島先生が缶コーヒーを守りながら抗議している。


「先生も寝てるんですか?」


「顧問の権利だ」


「俺にもその権利ください」


「入部届を出してからな」


「あっ」


 壮介が本棚から文庫本を適当に引き抜いた。パラパラめくる。三ページで閉じた。


「無理。字が多い」


「小説だぞ」


「絵がないと読めない」


「挿絵を描きましょうか?」


 詩織さんが真顔で提案した。壮介が「マジ!?」と目を輝かせている。


「問題はそこじゃない」


 別の本を取り出す。今度はミステリ。凛先輩の私物だ。


「これは?」


「私のミステリ短編集だ。触るなら手を洗え」


「先輩、本に対して厳しすぎない?」


「本は命だ。命に対して厳しいのは当然だ」


 壮介が表紙をまじまじと見つめた。


「殺人事件って書いてあるけど、これ怖い?」


「怖くない。面白い」


「人が死ぬのに面白いって、先輩なかなかやばくない?」


「フィクションだ。現実では誰も死なない」


「……先輩って優しいのか怖いのかわかんないな」


「褒め言葉として受け取っておく」


 壮介がちゃぶ台の角に肘をついた。部室を見渡している。嵐のような行動が一段落して、ようやく静かになった。


 ふと、壮介がポツリと言った。


「でもさ、ここ居心地いいな」


 声が小さかった。壮介にしては珍しいくらい小さい声だった。


「静かだし。人少ないし」


 教室の壮介は、いつも騒がしい。クラスの中心にいて、全力で笑って、全力で喋って、全力で食べている。ムードメーカー。盛り上げ役。場を回す人間。


 でも今の壮介は、畳の上に座って、静かに部室の空気を吸い込んでいた。肩の力が抜けている。教室にいるときとは別人みたいだった。


 目が合った。


 壮介が慌てて表情を作り直した。いつものニカッとした笑顔に戻る。


「あ、いや別にただの感想だけど!」


「ああ」


 それ以上は聞かなかった。聞く必要がなかった。


 壮介がサッカー部から距離を置いている理由を、俺はまだ知らない。昼に「もういいかな」と言っていたけど、その奥に何があるのかは見えない。


 でも一つだけわかったことがある。こいつも、居場所を探しているのだ。



    *



 帰り支度の時間になった。


 壮介が畳の上からのっそり立ち上がる。結局二時間近く部室にいた。「見に来ただけ」のわりには長い滞在だ。


「明日も見に来ていい?」


「勝手にしろ」


 凛先輩が文庫本を閉じながら言った。


「大歓迎です」


 詩織さんがノートを閉じながら言った。


「ソファは譲らないぞ」


 霧島先生が缶コーヒーを飲みながら言った。


 壮介がにっと笑った。


「じゃあまた明日な!」


 引き戸がバンと閉まった。壮介が去ると、部室は急激に静かになった。凛先輩が小さくため息をついている。詩織さんはノートに何か書き込んでいる。きっと壮介の観察記録だ。霧島先生がソファで伸びをした。


「騒がしい奴だな」


「すみません、あれがデフォルトです」


「デフォルトであの音量か。大物だな」


「大物かどうかは怪しいですけど」


 凛先輩がホワイトボードの前に立った。「大和参上」の文字は完全に消されているが、マーカーの跡がうっすら残っている。凛先輩がそれを指でなぞった。


「来るな、あいつ」


「来ますね」


「明日から部室の音量が三倍になる」


「たぶん」


「壊されるものがないか、今のうちに確認しておくか」


「確認したほうがいいかもしれないです」


 校門まで歩いた。凛先輩は反対方向に消え、霧島先生は職員室に戻り、詩織さんとは途中まで並んで歩いた。


「大和さん、面白い方ですね」


「そうですか?」


「はい。観察対象として非常に興味深いです。あと、朝倉くんが大和さんといるときの口調、少し柔らかくなりますね」


「え、そうですか?」


「はい。普段より語尾が穏やかです。親友なんですね」


「まあ、幼稚園からの腐れ縁です」


「素敵な縁ですね。取材させてください」


「何をですか」


「友情を」


「友情って取材するものなんですか」


「すべての感情は取材対象です」


 分かれ道で手を振って別れた。詩織さんの背中が夕焼けの中に小さくなっていく。


 一人で歩きながら考えた。


 大和壮介という男は、自覚のないまま場の中心になる。サッカー部でもそうだった。あいつがいるだけで空気が変わる。声がでかくて、動きがでかくて、感情がでかい。繊細さとは無縁に見えて、たまに静かな顔をする。


 たぶん文芸部は明日から今日の三倍うるさくなる。いや、今日の時点でもう十分うるさかったけど。


 でも壮介が畳の上で「居心地いいな」と言った顔を、俺は忘れないと思う。


 あいつはまだ入部届を出していない。でも来る。明日も来る。壮介の「考えとく」は、昔から「やる」と同義だ。


 帰り道の空が、今日もオレンジ色だった。


 そして翌日、俺の予感は的中した。最悪とまではいかないが、だいぶ騒がしい形で。

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