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学校にて
石国高校
ここが俺の通う学校だ。
全校生徒450人程度のさほど大きくは無い人口10万人程度の市にある高校だ。
俺は階段を昇り1年4組に入る。
学校では不良グループでもオタグループでもなく名前をあまり知られてない生徒だと俺は思っている。
「昨日の動画配信見たか?」
机に着いた俺の前に立って気さくに話しかけてくるこいつは武田良
よく話しかけてくるが先に言っておこう。断じて友達では無い。
「そんなもん見てねーよ。スカイダイビングなんてやるもんじゃねーよ」
俺は武田の顔を見ずに答える。
「見てんじゃねーかよ。最高に笑ったよなー」
武田は笑いながら言ってくる。
「次はどんな配信するんだろうなー。次は激辛とかやって欲しいよな。そしてその次は・・・・・・・」
武田はどうでもいいことをつらつらと話し続ける。
俺にはどうでもいいことだったから話は右から左だ。
これだけ話しかけてきたりするが断じて友達では無い。
武田みたいなやつはクラウドなんてほとんど使わない。
気になった事もその場のノリで済ませるタイプだ。
だから余計に話が長い。
前の扉が開いて
「席に着けー」
担任の小倉奈々先生が声をかける。
「皆んなおはよう!三年間なんてすぐだからしっかり勉学に励めよ少年少女!」
特に話すこともないのか奈々ちゃん先生は当たり障りのない事を言ってくる。




