↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

53/73

53.体験入隊


(―突然の連絡ゴメン。あのさ、聖なる石って持ってる?)


超級ダンジョンに挑む同級生パーティのサオリにメッセージを送ってみた。


(―持ってないけど……。心当たりはあるわ)

(―え、俺の新しい武器を研ぐのに必要なんだけど。情報モトム)

(―モトムって……。まぁ良いわ。姫路城の西の丸ボスからドロップするという情報があるわよ)

(―じゃあ、もし手に入ったらちょうだい!)

(―他ならないアンタの頼みだけど、暫くは無理ね。この前返り討ちにあったばかりだし……)


◇◇◇


超級パーティ【瑛沙の東翼】でも返り討ちだと……。


東藤沙織の化け物じみたステータスを、この前の助っ人で見たばかりだ。俺が手こずったオークキングを一撃で葬るというアタッカーのサムライ・高橋東悟。

彼らと同じレベルという聖騎士の蔦谷翼がいて、斥候の岩沙歩と魔法使いの東希美は一般職ながらレベル70を超えているという。


(―お前らでも難しいのか……大変だな)

(―西の丸のボスの姫様には、まず物理攻撃が効かないのよ。あと魔法耐性も強くて、弱点の闇属性がウチには無いから……)

(―闇属性か……)


ウチにはユキちゃんがいるけど……。


(―あ、ユキちゃんって闇属性だったわよね。魔法力100超えの!)

(―あ、うん。ユキちゃんパネェよ!)

(―あのさ、無理を承知で言うけど、ユキちゃん貸してくれない!?)

(―え、いや。無理っしょ)

(―ドロップ品は譲るわ。聖なる石があるかもしれないわよ)

(―……ちょっと考えさせてくれ。ユキちゃんにも聞かないと)


◇◇◇


姫路城の攻略には、まず西の丸を確保して攻略の足場を作る必要があるそうだ。西の丸を確保しておかなければ、城を攻めている時に背後の西の丸からモンスターがひっきりなしに湧いて詰んでしまうらしい。


ただ、西の丸のボス「千姫」の攻略に手間取っているそうだ。


(―じゃあさ。アンタたち【雪の使徒】3人とも来てくれないかしら。歩と希美が休み取ってるからさ。どの道探索は行き詰まってるのよね)


ウチは3人だし、瑛沙の東翼は5人パーティだけど、パーティは6人が基本だ。2人が休んでいるなら俺達が入れば6人になる。俺達の超級ダンジョン体験を含めて良いかもしれん。


田植えをしてなぜかレベルの上がった俺たちだけど、まぁ、イチゴや豆をたくさん食べたおかげかもしれないけどね。


シーナちゃんはイチゴを食べ過ぎて「イチゴが嫌いになりそう」と言っていたが、レベルは2つ上がっていた。


【三雲 瑛雅(ミクモ・エイガ)】

レベル: 34(1UP!)

称号: 勇者

戦闘力: 82(+3)

持久力: 68(+2)

魔法力: 82(+3)

魔力量: 68(+2)

器用さ: S

運: S

【椎名 薫(シイナ・カオル)】

レベル: 33(2UP!)

称号: くノ一

戦闘力: 66(+3)

持久力: 79(+3)

魔法力: 48(+2)

魔力量: 48(+2)

器用さ: S

運: B

【ユキ(実体モード:年齢=レベル)】

レベル: 15

称号: ダンジョンマスター

戦闘力: 45(+3)……[幽体:15]

持久力: 60(+3)……[幽体:20]

魔法力: 114(+6)……[幽体:156]

魔力量: 104(+6)……[幽体:52]


レベル上がったとはいえ、ようやく80に届いたステータスだと、100超えのあいつらの足を引っ張ってしまう。


(―椎名さんには斥候に専念してもらって、アンタはバフ係。ユキちゃんは立派な戦力ね。これでいきましょう)

(―ちょっと待て。まだ行くとは……)


「良いではないか。その剣が本来の【勇将牙】になれば、上級ダンジョンも攻略できるじゃろうし」


ユキちゃん、心読まないで……。


って、今回は伝える手間が省けたか……。

シーナちゃんにもメッセージ履歴を送って相談する。


「私も行ってみたいです。沙織さん達なら信頼できますし」


そうだな。まぁ、嵌められて囮にされるなんて事にはならないだろうし。


(―じゃあ、ボスのドロップ品とダンジョンコアは、ウチの取り分でどーよ)


少し間が空いた。パーティメンバーで相談しているのだろう。


(―ええ。問題ないわ。よろしくね!)


超級パーティに体験入隊させてもらっての、超級ダンジョン挑戦!


つい1年前は初級ダンジョンすらままならなかった俺が、超級ダンジョンに足を踏み入れるという。


テンション上がってきたよ!

昨日更新できてませんでした⋯。

今日はちょっと早めに更新です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。