41.もう1人⋯
「よし、行こーか」
パーティメンバーは3人。
健康的美少女のシーナちゃんと、神秘的美女になる予定のユキちゃん。今は12歳だけど、神社のボスの体型に育つらしい。楽しみすぎる。
着物でわからなかったけど、女性的なバランスの良い体型をしていたはず。どことは言わないが、大きすぎず小さすぎず……。
女性と付き合ったことすらない俺からしたら、この可愛すぎる2人で申し分ないけど、贅沢を言えばボンキュッボンなお姉さんが欲しいところだね。
なんて思っていたら、ダンジョンの入り口に聖職者風の女性が立っていた。
体型が出にくい服だけど、隠しきれないボンキュッボン……。
これだよ。俺が求めていたものだよ。って、アイツは⋯
「三雲君。久しぶりね」
……東藤沙織……聖女サオリか?
あの超級へ挑戦中と言われる同級生達のパーティメンバー。聖女の称号持ちで、光魔法を超越した聖属性を操る回復のスペシャリスト。
パーティの発足時は、勇者と聖女がいるパーティって事で話題になったもんだよ。
同級生だから、当然30歳を超えているはずなんだけど、20代前半と言っても良いくらいの若々しさに見える。
そして体のラインが目立たないはずの聖女服の上からでも、隠しきれないどころか主張する凄いモノを持っている。
海やプールに行きたい理由が、またできてしまうね。
「サオリ……どうしてここに?」
「……最近あなたの話を聞いてね。中級パーティのリーダーをワンパンしたって」
「あれは、シーナちゃんをストーカーしてたからで……」
「その子が、椎名さん? よろしくね」
「シーナちゃん。聖女のサオリだよ」
「知ってます。エイガさん、知り合いだったんですね」
あからさまな警戒心を持って、シーナちゃんはサオリと挨拶している。
「警戒しなくても、エイガは取らないわよ」
「はい……」
「なんだよそれ? 俺は物じゃねえよ」
あ、でも、俺が強くなったらパーティへ戻れるかもしれないのか……。
超級の……いやいやいや、俺はユキちゃん、シーナちゃんとやっていくって決めたんだよ。
「それと、こっちがユキちゃん」
「あら、可愛い子。よろしくね……人ではないのかしら」
「まあ、そんなところじゃ。お主がエイちゃんの想い人かの?」
「ばっ、ユキちゃん! そんなんじゃないって。ただの同級生だよ」
キリっとサオリから冷たい空気を感じるが、気のせいだろう。
「同級生……ね。ただの……。まあ、いいわ。私が助っ人だからよろしくね」
サオリが助っ人とは、願ってもない。
俺の魔力全部バフも使えるし、回復に関してなら聖属性は光属性の上位互換だから、本当に助かるよ。
「じゃあ、ステータスの共有ってしておく?」
「そうね。今の三雲君がどの程度なのか知りたいし」
「シーナちゃん、ユキちゃんも良いよね?」
2人とも頷いてくれた。
◇◇◇
「凄いじゃない。もう上級パーティと言っても十分なステータスね。私、いらなかったかもしれないわ」
「いや、俺たちは安全第一がモットーだからね。回復役は喉から手が出るほどだよ」
「それはそうと、引退前はステータス10程度だったわよね。どうやってそんなに強くなれたの?」
「内緒だよ! って、なんで俺みたいなやつのステータス知ってんだよ!」
「そりゃあね。す……だからじゃなくて、昔の仲間だから気になるのよ」
「す?」
「あー、忘れなさい。……私のステータスはコレ」
【東藤沙織】
レベル:60
戦闘力:67
持久力:95
魔法力:127
魔力量:97
……なんだよその化け物じみたステータスは!
超級パーティって伊達じゃねえな!
できればスリーサイズのスペックの共有もお願い!
サオリ「じゃあ上から持久力、レベル、魔力量よ!」
エイガ「なんの話?」
サオリ「アンタの考えてる事くらい判るわよ」
エイガ「デカいのは認めるが、盛っただろ!特にウエストは戦闘力だろ?」
サオリ「煩い、そんなに無いわ!死ね。ホーリーアロー!」
エイガ「ぐわぁぁぁぁ」




