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七話「救いたいのなら鬼となれ」
私は黒い剣を構えている。
「ねぇ、私たちはどうすればいいの?」と有川さん。
「自分の好きにしろ……これはダークホースのリーダーである俺の最後の命令だ!!」
その場にいた有川さん、ユキさん、テンマ、アポロニアの四人はしばらく沈黙した後に「炊飯ジャー」と言って武器をそれぞれ構える。
「兄貴、ごめん。まだ成仏はしたくないよ。だから……おい、アポロニア。何する気だ?」
「私はこれが運命と思ってる。一番の幸運は吉田さんに会えたことかしらね。だからたとえかつてあなたと過ごしていたとしてもここは彼のためにあなたの相手をする。だから共に……ね」
それを聞いていた有川さんは口を出す。
「ねぇ、ユキさん。これは私たち元いた四人の関係は長いわよね。私さ、花咲さんにも彼にも命を救われたわ。成仏って私たちが今やりたいことをすれば叶えてくれると思うの」
「なるほど……じゃ、最低男さん、私たちが味方してあげる。だから花咲さんを救いたいのなら鬼になりなさい。誰の思いにも負けないくらいに」
私は彼女の言葉に胸をきつく締められるのだった。




