表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートゴースト2 アナザーワールド  作者: 未知風
最終章(八章)「それでもエンドロールは流れない」
PR
68/73

四話「帰って来た彼女」

しばらくそのままの姿で沈黙をしていると、男の声が聞こえてきた。


「彼女が心配か?」

「誰だ!!」

「何よ、いきなり……」


ユキは私に驚いた表情でこちらを見る。どうやら周りにいる他の人たちには聞こえていないようだ。


「誰か……か。俺はお前であり、目の前で吊り上げられている神だ。そして奴は……」


そこで声が止まった。目の前に新神が現れた。その前に花咲さんが二本の剣を持って新神を背にして立っていた。


「よかった。無事だったか。花咲さん」


彼女は私に向けて剣を振り切ろうとする。その二つの剣を私は一つの剣で交える。


「何のつもりだ、花咲さん」

「あら、そちら様こそ?」

「おい、新神!!花咲さんに何を吹き込んだ!!洗脳か?」


すると新神は仮面を取り、それを足で踏み潰して粉々にした。


「お前は!?」


そこにいたのは少し大人になった花咲さんだった。


「あちらにいるのはあなたもご存知の吉田さん。しかしあなたよりももう少し大人になって年を取ったじじいかな。そんな彼と私の世界がぶつかり合っている。それがどういう意味か分かるかな?そう、亡くなったどちらかが自分の良き思いのために作った世界のぶつかり合い。私はこの世界であなたがいない世界であり、何もなかった世界で唯一私が悪者となった世界を作り上げたのがさっきほどの世界。じじいになったあなたはこちらの世界であの事件のように手を出して世界を救うかのようにして自分を悪者とする世界。まっ、なぜあなたが自分を悪者に仕立てるか分かっているでしょ?」


私は新神の彼女の長い言葉を聞いて思い出した。そう、あの事件の本当の真実を。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ