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三話「新神との交戦」
新神は私たちに向けて腕を伸ばすように手のひらを見せてくるかと思いきや、そこから小さな黒い玉が一発ずつ出てくる。その小さい玉は私たちに近寄るに連れて大きくなっている。それを私たちは足で跳ねて自分の体から避けさせる。
何発も飛んできて気が付いた。花咲さんにだけは当ててなかった。それどころか私たちから彼女を離しているようだった。
「私に攻撃しないなら私が殺るわ!!」
花咲さんは彼女に向かって飛んで行く。私は剣を抜いて助けに行こうとしたが、黒い玉のせいで手足も出ない。
「ダメだ!!花咲さん」
私はもう二度と今の彼女に会えなくなるという謎の不安感にそんな言葉を彼女にかけた。しかしそれは遅かった。
「一緒に来い」
その新神の言葉と共に首に手を掴まれた彼女は新神の布で巻かれたような服装に包み込まれながらその場から新神と共に消えた。
黒い玉によるこの場所の傷跡と私たちがただ残されるのだった。




