表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートゴースト2 アナザーワールド  作者: 未知風
七章「天使は空高く」
PR
63/73

八話「操り人形」

首をめいいっぱい後に回すと、そこには剣を私に刺したバルトロイドさんがいた。


「おい……どういうことだ……これ……」

「……(ごめん。自由が効かない)」

「へっ。そいつに何を言っても無駄だよ。だってそいつは弟であり人形だ。だって喋んないからなぁ」

「そうか。お前、知らないんだな。彼の言葉を。とりあえず彼に剣を抜かせろ」


ベルトロイドは少し私を見た後、私の言葉を呑んだかのように頷いた。するとバルトロイドさんから私に刺さった剣が抜けた。そこから激痛と一筋にして激しく流れる血が私を苦しめた。


「苦しそうだな?もう楽にしてあげるからな。やれ」

「……(やめて、兄さん。このまま真っ直ぐ刺したら……)」

「こうすれば刺さらない」


私は体を素早く右に回してバルトロイドの突き刺した剣を避けた。ベルトロイドの驚く顔が私の目を焼き付けるのだった。


「催眠術が効かないならお前は用済み。同じ顔してて邪魔だから早くそこから落ちて消えろ、カス」


バルトロイドさんは処刑台から下に向けて剣先を自分の腹に向けたまま落ちるのだった。そんな彼に私は手を伸ばすことしか出来なかった。またしても私は仲間を救えなかったと思ったのだった。しかし……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ