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チートゴースト2 アナザーワールド  作者: 未知風
七章「天使は空高く」
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七話「仲間の苦しみは己の苦しみだから」

ベルトロイドは空間に手を突っ込んで両手に剣を取り出した。かつて花咲さんがやっていたかのように。その剣は赤色と青色となっていた。


「この剣の色は何を意味しているか分かるか?」

「知るか」と私は答える。

「冷静と情熱。冷酷と激怒。反対なのにどちらも強さが同じ。まるで炎の色が変わるかのようにな」

「処刑する気持ちか?やっとこの剣が黒なのか、分かった気がするよ。何色でも吸い込んでしまうこの色。仲間の苦しみまでいつの間にか吸い込んでたんだな。そして相手であるお前のような存在のために振るう。仲間の苦しみは己の苦しみだからな」

「なら、その苦しみを俺が薙ぎ払ってやるよ。冷酷と激怒で」


彼がひと振りすると、青色の光と赤色の光が私を挟んで通り抜けた。そして女の悲鳴が聞こえたかと思って後ろを見ると、アルファが何かを救うかのようにそこから飛び降りていた。ここからでは桃姫さんの姿はなかった。しかし私が下を見ると、黄色く燃え盛った何かを追い求めるかのように落ちてくアルファの姿がそこにあった。


「おい、何をした!!」

「そこにいた翼の生えた女を処刑しただけだ。容姿はこの女みたいだったなぁ。奴はこいつにとっての何だ?ただの似た者同士だろ?」

「……れよ!!」

「あん?何か言ったか?」

「黙れって言ったんだよ。クソ野郎が!!」


その時だった。私の肩に背後からブチッというような鈍い音をたてながら何かがそこから垂れ落ちるのを感じるのは。

更新が遅くなってすみません。更新が遅れてた分を本日中に更新する予定(これ含めて四回分)です。

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