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一話「カウントダウンはすでに始まっている」
私たちが中央広場に着くと、噴水があったところに立派な木や鉄で作られた高い処刑台が用意されていた。その前に住民たちとかつて倒したことのある敵が集結していた。それらが私たちの前に迫って来る。
「あれはこの剣の元持ち主ミスティアさん?それにあの時倒した奴らも」
「吉田さん、バルトロイドさん、先へ行って下さい。ここは私たちがどうにかしますから」
「ありがとう。みんな、死なないでよ?」
私は花咲さんの言葉を受けて他の二人を連れてミスティアたちから出来る限り避けた道を行く。こんなに騒がしくても花咲さんの「ったく、もう死んでるつーの」という言葉は確かに耳に聞こえたのであった。そして私たちがあともう少しで処刑台を登れる手前に聳え立つ二つの男女の影が邪魔をするのだった。




