第3話〜優しさと冷徹
させていただきました 何だか難しい パートです。頑張って書こうと思います そろそろ ちょっとお風呂に入ります 休憩を取らせていただきます ありがとうございました。、
……で、結論から言うと、俺たちの魂と器は完全にテレコになっている」
肉体が女性化した現役エリート学生(俺)は、努めて冷静な声を意識しながら、頭の中で状況を3点に集約していた。元自衛官志望の彼女は、俺の男の体で腕を組みながら、「胸のふくらみ」がない強烈な違和感に目を丸くしている。いくら受験勉強オタクと揶揄されようとも、ここでパニックになるほど俺のプライドは安くない。
《身体の入れ替わり(精神転送・人格排他置換現象)が起きています。現時点で確認されている状況を論理的に整理すると、以下の3点に集約されます。第一に記憶の混濁がないこと、第二に五感の共有が行われていないこと、そして第三に――》
「なるほどー。確かにそのようですね」
知ったかぶりの持論を披露するつもりが、彼女の口からはそれ以上の言葉が出なかった。代わりに、
「どうやって元に戻すかが最も重要、だな」
と、俺の体で不自然に腕を組んでみせる。腕を組んでも、いつもそこにあるはずの弾力のある軟肉のないことに
戸惑う彼女の姿を見て、俺は小さくため息をつき、少しトーンを落として言った。
「……まあ、パニックになっても始まらない。ひとまずは時が経つのを待ちながら、お互い協力して生きていくししか、なさそうだね」
いくら受験勉強オタクと揶揄されようとも、エリートとしての理性と、目の前の女の子を気遣う優しさくらいは持ち合わせているつもりだった。
「協力、か。確かに今の私じゃ、君の受けるっていう『駿台模試』とやらの席に座ることすらおぼつかないからな」
彼女は俺の低い声で、どこか楽しげに笑った。その瞬間、俺は自分の本来のスケジュールを思い出し、背筋に冷たいものが走る。そうだ、明日には全国模試、明後日にはエリート学生としての日常が待っているのだ。この華奢な女子高生の身体で、俺は一体どうやって乗り切ればいいのか。
「おい、何を青い顔をしてるんだ? 体力測定なら代わりに満点を取ってきてやれるぞ」
筋肉質な俺の腕をポンと叩きながら、彼女は豪快に胸を張る。中身が女子高生とは思えないその男らしい仕草に、俺は新しい頭痛の種を予感しながら、もう一度深くため息をついた。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました 今 書きたいと思います よろしくお願いのほどお願い申し上げます。




