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第25話〜ファミレスにて
書かせていただきます。一休みの回です。彼女は、何かと自分の体のことが気になります。いや、それより、問題の解決を急ぐのが先決です。お楽しみください。
「……で、これからどうする? 警察に駆け込んだところで、精神科に回されるのがオチよ」
男の姿をした彼女は、極力声を潜め、テーブルの向かい側に身を乗り出した。
「まずはこの現象のルールを突き止めないと。ポケットの中で鳴り続けていたスマホ、あれに何か繋がるヒントがあるんじゃない?」
彼の姿をした彼女が溜息混じりに言った。
通話履歴の不在着信のフォルダを確認してみる。『非通知』の文字が並んでいるだけ。これは解決の手掛かりにはなりそうもなかった。
二人ともぼんやり考えていると、彼女の、オーダーしたシーフードドリアと彼のカルボナーラスパゲッティが運ばれてきた。
彼女の形をした彼は、早速フォークを、手にして、パスタ麺を、それに、巻きつけはじめた。
その様子を観察するように眺めていた彼女はすかさず言い渡した。
「ねえ。あたしの身体であんまり食べないでよ。太ったら戻すのがたいへんたなんだから」
「そんなこと言われたって腹減るんだもの」
御一度いただきまして誠にありがとうございました。次書きます よろしくお願い申し上げます。




