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第13話〜ごわごわとびしょびしょ

吐かせていただきます。生理との戦いがまだまだ続きます。しかも 彼は 講義を受けなければなりません 彼女として何も知らなかった学校の教室で。彼は耐えられるのでしょうか?なんとかしのげるのでしょうか、?是非ご一読ください

「……いや、マジでどうすんだこれ」

多目的トイレの個室で、天を仰ぐ。東大の物理の問題なら数式を組み立てれば答えが出るが、この「下腹部が雑巾のように雑に絞られる痛み」と「いつ溢れるか分からない恐怖」には公式がない。

まずは応急処置だ。スマホの画面を睨みつけながら、トイレットペーパーをガラガラと引き出す。検索結果の指示通り、厚手の長方形になるよう何重にも折り畳み、それを限界を迎えたナプキンの上に重ねた。さらに念のため、お尻の側にも数枚挟み込む。

「……よし。これで数分は持ちこたえられる、はず」

スカートを整え、恐る恐る鏡の前に立つ。顔色は最悪だ。青白いというか、血の気が引いている。だが、ここでじっとしていても状況は悪化する一方だ。

(目的は2つ。替えのナプキンと、痛み止め。場所は……大学の購買か、一番近いコンビニ。時間は講義開始まであと15分)

個室の鍵を開け、一歩外へ踏み出す。歩くたびに、トイレットペーパーのゴワゴワした違和感と、下腹部をズシンと突き上げるような鈍痛が襲う。元の体の持ち主(志望の女の子)への申し訳なさと、未知の生理現象への恐怖で泣きそうになりながらも、私はロボットのような奇妙な歩調のまま、大学の購買部を目指して駅の階段を上り始めた。

ご一読いただきまして誠にありがとうございました


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