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第11話〜月経とはこんなものか

御早う御座います。書かせて頂きました。かれが生まれて初めて味わう月経わ生理持ちうものです。この窮地をだっするこもは出来るのでしょうか?乞うご期待!

 意を決して個室の鍵を開ける。鏡の前で手を洗う別の女性と一瞬目が合い、心臓が跳ね上がったが、平然をよそおって手早く洗面台を離れた。女子トイレから一歩外へ出た瞬間、信じられないほどの解放感に包まれる――はずだった。

「……なんだ、これ」

 歩き出した途端、股の間に挟んだ異物がゴワゴワと主張を始める。下着がいつもより重く、歩く振動がダイレクトに伝わってくるような、得体の知れない居心地の悪さ。

 さらに最悪なのは、ほんの数歩進むたびに、下腹部から「ドバッ」と温かい塊が溢れ出る感覚に襲われることだった。それは、鶏)豚のレバーがぬるりぬるりと出てくる感覚に似ていた。(おい、嘘だろ……。漏れてないか? これ、本当にき止められてるのか!?)

 一歩踏み出すごとに冷や汗が吹き出す。いま自分がどんな歩き方をしているのか、客観的に考える余裕すらない。ただ、絶対に後ろを振り返られたくないという恐怖だけが頭を支配していた。もしスカートの裏側が真っ赤に染まっていたら、その時点で人生が終わる。

 普段なら数分で歩ける駅のコンコースが、まるで果てしない砂漠のように思えた。周囲を行き交う人々が、全員自分の後ろ姿を凝視ぎょうししているような錯覚に陥る。

(世の中の女の奴らは、毎月こんな爆弾を抱えながら、平気な顔して通勤通学してたって言うのか……?)

 内股の妙な歩行のまま、主人公はとにかく人目の少ない場所か、最悪の事態を確認できる「姿見のある場所」を探して必死に足を動かした

御一読頂きまして、誠に有り難う御座いました。

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