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音楽の神学み  作者: 聖
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7/12

2Pac「So Many Tears」

Please God walk with me.

いわゆるギャングスタラップといわれるやつです。日本語でいえば反社、ヤクザ、チンピラとでもいえばいいでしょうか、とにかくそういう犯罪まみれのハードな境遇を生きる人たちのライフスタイルを歌うやつですね。リアルでありながら同時にダークファンタジーでもある、みたいな。


犯罪自慢でわっしょい、みたいなノリだとちょっとあれですけど、この曲の場合はそうじゃないんですよね。抗争で仲間が次々と死んでいくような過酷な環境の中で、それでも神に祈りを捧げ、救いを求めてやまないという、極めて切実な内容です。


もちろん日本でのほほんと暮らしてる私は、こんなに厳しい境遇に親近感を感じるというわけではないんですけど。でも、親ガチャなんていう言葉もありますけど、家庭や人種に限らず、国だって時代だって容姿だって才能だってなんだって人は好きに選ぶことはできませんからね。そういう風によくよく考えてみると、人が自由に選べる選択肢って実はそんなにたくさんはないように思われます。


では、人の自由ってなんなんでしょうか。せいぜいお買い物するときに限られた商品の中から好きな方を選ぶ、というような小さな選択肢くらいしかないんでしょうか。そのように人の自由というものを突き詰めて考えていったときに、究極的に残るもの。それが神を信じるということであって、それこそが万人に等しく与えられた尊い自由なんじゃないかなーって。私は思うんですよね。


映画やドラマのように劇的な人生ではなくても、誰にでも悩みがあって苦しみがあって罪があって大変なわけですけど。とにかくどんな境遇に生きていても、人はその気になれば自由な意志で神に向かって光を仰ぐことができる。罪を自覚して祈ることで救われることができる。この世界はそういうものだと信じたい。この曲を聴いていると、そういうことを考えてしまいますね。

動画。

https://youtu.be/1Z52-lIZMbQ?si=jUx722B0Px61TpmC

歌詞。

https://keybo080.hatenablog.com/entry/2017/09/06/104723

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