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輪廻転生 〜死ぬたびに最強能力を継承する俺は、輪廻の果てで神を喰らう〜  作者: るの 。


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第9話 〜武闘大会②〜


一回戦目は無事突破し、二回戦目の相手は物凄い格闘家らしく…色々な大会等で優勝をしているみたいだ。


その名は「ガルド・アルゼイン」


あらゆる格闘技を極めし強者だと噂している人がいたな…でも、なんで優勝出来ないんだ?


4年連続優勝者のバルド・フェンリスが何かしら卑怯な手を使っている可能性があるな。


「バルド・フェンリスって、一体何者なんだ?」


「控え室は別だし、アイリスに頼みたいけど…護衛があるしな」


「ん〜、何かいい方法ないかな〜」


色々と考えていると、脳裏にある記憶が蘇ってきた。


その記憶は、アルトが暗殺者(アサシン)の時の記憶だった。


(これは、俺の前世か?短剣を2本持ってる…)


記憶の中の俺は、分身体を出し姿を透明化させ建物内に入り何処かへ向かって行った。


すると、脳内に幾つかの能力名が浮かび上がる。


(この2つの魔法使えるかも、「虚空隠蔽」(ヴォイド・コンシール)「多重存在」マルチプル・エグジスタンスは今の俺に必要だな)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「虚空隠蔽」(ヴォイド・コンシール)とは、


姿、影、匂い、音、魔力、気配、熱源、あらゆる存在情報を遮断することが可能。


「多重存在」マルチプル・エグジスタンスとは、


本体と分身体の区別そのものを消し、本体が分身体に魂を移し替える事も可能。


分身体が見たもの感じたもの全ては、本体へ情報が伝達されるが情報量が多すぎると、身体に凄い負担が掛かり、頭痛や気絶等起こしてしまう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アルトは早速「虚空隠蔽」(ヴォイド・コンシール)「多重存在」マルチプル・エグジスタンス 2つを発動させ、分身体を呼び出して透明化させた。


暗殺者(アサシン)だった時のもう1つの魔法、「思念伝達」サイコ・コミュニケーションを発動させた。


(もう一人の俺、いいか?バルド・フェンリスに関する情報を集めて来てくれ。慎重に観察してきてほしい)


(嗚呼、わかったよ。もう一人の俺。んじゃ、行ってくるよ)


分身体にバルド・フェンリスの控え室へ向かわせた、アルトはそろそろ呼ばれる二回戦目の準備を終わらせ会場へ行く事にした。


「一回戦目では、2対1で勝利を勝ち取ったこの選手アルト・レイヴァン、そして、そこに立ちはだかる敵はこの選手ガルド・アルゼイン。武術極めし者そんな相手にどう戦うアルト選手〜!」


「国王様の護衛人ね〜、坊主みたいな奴に務まるのか?」


「さぁな、俺の実力を試してみるか?」


「この俺様に勝てると思ってるのか?」


「武術を極めし者だろうと、なんだろうと…俺は絶対に勝たせてもらう」


(俺の暗殺者(アサシン)時代のもう一つの能力、「未来予測演算」これは使っても大丈夫だよね?)


俺は未来予測演算を発動させ、戦闘態勢に入り相手が来るのを待ち構えた。


「ふっ、完膚無きまでにぶっ潰してやるよ!!」


ガルドは何度も殴る蹴るの攻撃を仕掛けるも、アルトは未来予測演算のお陰でいとも簡単に躱す事が出来た。


「おいおい、避けるだけでいいのか〜?あぁ゛?!」


「じゃ、そろそろ攻撃仕掛けますか」


余裕振って煽る隙だらけの相手を見ては、不敵な笑みを浮かべてゆっくりと近づいて行った。


「は?御前舐めてんの?そんな隙だらけでよ!!」


走って殴り掛かる相手見ては躱し、右手首を掴んで肘に膝蹴りを入れて骨を折り、ガルドはあまりにもの痛さに右腕を強く掴んで悶絶していた。


「がぁぁあ!!」


「誰も骨を折るなとか言われてないし、戦闘不能状態にすれば俺の勝ちだよな?ルール上はさ」


「っ゛…、く…そ…っ、」


「まだ続けるか?」


ガルドは苦痛の表情浮かべて右腕を強く押さえながらまだ戦う意志を見せていた。


「右腕が使えなくとも、俺は貴様などに勝てる!!」


ガルドの表情は次第に怒りに満ち溢れており、強い痛みのせいかアドレナリンが溢れ出て痛みが麻痺している様子だった。


「怒りに身を任せてると、隙ができて相手にならんぞ」


怒りに身を任せて何度も殴る蹴るを繰り出すガルドは隙だらけだった、アルトは右脚で横腹に回し蹴り入れた。


「グハ…ッ!?」


(素人の蹴りなのに威力が半端ない…っ、肋が持ってかれた…。素人の身のこなしなのに…異常な俊敏性と敏捷性だ…)


「クソが!!」


アルト目掛けて一直線に走って行き、左拳で殴り掛かるように見せた後、頭を狙い右脚で回し蹴り入れるが右腕で防がれ、アルトは左拳を強く握り締めて左斜め下から顎を殴り脳震盪を起こさせ、ガルドは地面に倒れて気絶してした。


「勝者、アルト・レイヴァン!!」


「よし、二回戦目も勝利だ」


「アイリスよ、アルトは中々の実力の持ち主じゃの」


「はい、アルトはこの大会で更に成長していますね」


「護衛を引き受けてくれてとても嬉しいぞ」


(アルトまた前世の記憶が蘇ったのかしら、動きがまるで攻撃が見えていたみたいな躱し方だったし…)


ガルドは担架で治療室へ運ばれて行き、アルトは控え室に戻り分身体と話す事にした。


「それで、バルド・フェンリスについて情報集まった?」


「もちろん、集まったよ。戦闘中に情報伝達は止めた方がいいでしょ?」


「そうだね、身体の負担になる可能性あるし」


「じゃ、早速話させてもらうよ。「バルド・フェンリス」の裏の顔について」

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