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ホラー小説に挑戦して思ったこと



 私は昨日、ホラー小説を3つ書いた。あんまり⋯上手くできなかった。以前、『奇妙な街に住んでいた』という微ホラーを書いていたけれど、あれは実際にあった話を書いているだけだから、私的にはホラー小説を書いていると思っていなかった。


ジャンルの設定で、「エッセイ」か「ホラー」か迷って、エッセイではなさそう⋯?と消去法でホラーを選んだ作品だから、「ホラー小説」とは思えなかった。



 そんな事情がありつつも、昨日、ホラー小説を3つ書いて思ったことは、ホラー小説には「結末がある作品」と「結末が語られない作品」があると気づいた。



 私が書いたホラー小説は、消化不良な終わり方をするものが多い。「結末がある作品」は、物語の1から8〜10まで語ってくれるのに対して、私の作品は1から6くらいで結末を迎える物が多い。


たとえば、昨日書いた『対峙ない胎児』は明確な結末を迎えず、そのまま日常に戻る。これは私の感情が「ここで終わったら面白い」と感じたから、そこで終わっている。


たぶん、私は消化不良を起こす結末が好きなんだと思う。あーでもない、こーでもないって考えることも好きだしね。




 みんながどんなホラーを好むのか知らないけど、私は「化け物が実在する話」はあんまり得意じゃない。


これにはちゃんと訳があって、以前、ホラー映画の『死霊館』シリーズを見たとき、前半は見えない不気味な脅威が敵だったのに、後半は悪魔の姿が出てきて、そこから「見えるなら殺せるやろ」という理屈を感じるような、物理的なハイバトルが始まってげんなりした。


そんな、買ってきたお土産が底上げされてたような残念感をいまでも引きずってる。


だから私は、化け物が実在する話は得意じゃない。よく分からない怪異みたいなのが好き。



――ん?そう言ってみたものの⋯⋯私は「サイコホラー」と呼ばれる精神的にくる話も好きだ。あれは人間が実在している。


それを考えてみると、私は「異常の原因が明かされない話」が好きなのかも知れない。



――さては⋯⋯小説を書くのは難しいでござるな!?





追記


この先のホラーの下書きは結構気持ち悪い話です。


【あとがき】


 いま思いついた話は「キャンプから帰ってきた女性が謎の湿疹に悩まされる話」だった。体侵食ホラーって感じだと思う。


ホラーが読みたい人は読んでもいいけど、これは下書きみたいなものだし、嫌悪を感じる部分があるから、気をつけてよんでね。あと、下書きの割に長いよ。





 この話は、遠距離恋愛中の彼氏と久しぶりに再会し、キャンプをしにいった女性が、家に帰ってきて数日後、人さし指の先に小さな湿疹ができるところから物語は始まる。


始めは人さし指だけだったのに、中指、薬指、小指⋯⋯といったように、手足の指先だけに湿疹ができる。


ある日、とても寒い日を迎えた。

女性は身体を温かくして1日を終えた。


すると、次の日の朝には、瞼の縁に湿疹ができていた。指先の湿疹は増えていない。


眼科に見せに行くが、「涙腺の詰まりですね」と言われる。


女性は家に帰る途中、お尻に痛みを感じた。


家に帰り、玄関にある鏡で痛む場所を確認すると、スカートに血のような物が付いていた。慌てて、スカートをめくって確認すると、その場所には、100円玉くらいの赤く腫れた湿疹があり、その湿疹の中心には、透明な液体が「白い何か」を浸している。


パニックになり、その場所を見ようとするが、はっきりとは見えず、湿疹の中心にいる白い何かが、液体の中でゆらゆらと揺れている。


無理な角度で後ろを振り返っていたためか、女性はそのまま気を失った。



⋯⋯女性はトイレをしている。

トイレットペーパーを使ったとき、血のような物がべったりと付いていた。


女性は心臓が早くなるのを感じた。


すると、お尻全体に無数の穴が空いており、その1つ1つには、白いものが透明な液体の中に浮かんでいることに気がついた。


女性の呼吸が速くなったとき、無数の穴から汁が垂れ始め、白いものも一緒にズルっと落ちてくる。


女性の手に、それが1つくっついた。

震える身体を抑えながら、女性は目の前に手をもってくる。


そこにくっついていたのは、白いイモムシのような何かだった。ウネウネ動きながら、女性の体に潜りこもうとしている。



女性はイモムシを払い除け、力の限り叫んだ。



――女性は玄関に倒れていた。


「あぁ、夢だったのか⋯⋯」


そう安心したからなのか、無意識に深呼吸をしていた。


女性は指先の湿疹を見た。

あれから数は増えたが、他に症状はない。


お尻を触ってみる。

痛みがない。


スカートをめくると、スカートの生地に白い何かが付いていることに気がついた。


何か分からないが、プラスチックのような光沢がある何かで、とても硬そうなものだった。


女性はそれを払い除け、脚で踏みつぶした。


硬い感触が足の裏にあるだけだった。


お尻の湿疹からは何かが垂れている気がする。




 女性の体調は快気に向かっている。あの日から指先の湿疹は少なくなっているし、お尻に空いたあの穴も病院で診てもらっている。お医者さんも「不思議な傷だね〜」と驚いていた。


多分、キャンプ場が悪かったのだろう、と女性は考えた。


もう少しで、遠距離恋愛の彼氏と同棲することになっている。すごく楽しみだ。

 


終わり



 こんな感じで消化不良の話が私は好き。40分くらいで書いたから粗があると思うけど、あの話はどうだった?


異常の原因が明かされないから、彼氏に原因があるかもしれないし、本当にキャンプ場に問題があるのかもしれない。


もし彼氏に原因があるとすれば、女性はどうなるんだろうね。


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