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クーヤちゃん ~Legend of Shota~ このかわいい召喚士は、地球からアイテムを召喚してしまったみたいです  作者: ほむらさん


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第596話 チョックル広場って本当に広いのですよ

 黒眼鏡ハウスから飛び出してきた水着姿の女性達。


 普通のオシャレな服を想像してたらまさかの下着姿だったことに思わず噴いた男性陣でしたが、アレが水着だって説明したら少し落ち着きました。


 クリスお姉ちゃんが言ったように女性達はかなり大胆に攻めたみたいで、ボクも水着の名称とかはよく知らないのですが、ビキニ姿が一番多いように見えます。


 ビキニの下にパレオを巻いてる人もいれば、あれも水着なんだと思うけどミニスカートを履いてる人もいます。フリルの付いた可愛らしいビキニもあったようで、それも大人気ですね。


 そしてリリカちゃんや他の幼女達は可愛らしいワンピースを着ています。

 子供達はワンピースの方に魅力を感じたのかもしれません。


 クリスお姉ちゃんは結構最近のファッション雑誌を参考にして作ったから、いきなり現代的なオシャレな水着ばかりで、もう本当にレベルが高いですぞ!


 早く着替えなきゃいけないのに男性陣は完全にフリーズしており、そうこうしている間にマダム達が旦那さんに見せびらかしに来たので、ボクの言葉を思い出したのか全力で褒め称えていて、なんかすごく面白いです!


 ただ旦那さんが私服のままだったから、自分達が見せびらかしに来たくせに『あなたも早く着替えなさい!』と追い払われました。女性ってのは理不尽なのです。



「じゃあ男性陣も着替えますぞーーーーー!」


「あ、水着を渡さなきゃね」



 というわけでクリスお姉ちゃんも一緒に黒眼鏡ハウスに入り、床に男性用水着をたくさん並べてくれました。



「貸し出しじゃなく持ち帰っていい自分の水着だから、適当じゃなく真剣に選んだ方がいいわよ」



 それだけ伝えて黒眼鏡ハウスを出ていきました。



「ほほう、男性用はこんな感じなのか。上は裸ってことだよな?」

「ですです!女性達に見劣りしない格好良いのを選んでください!マッチョなら、あえて股間を隠すだけの水着を選んで筋肉を見せつけるのもアリだと思いますし、まあその辺は好きにしていいですよ~」


 ここにはパンダ工房のマッチョとかもいるのだ。


「なるほど!そういう水着なのだから、悲鳴をあげられることなく筋肉を見せつけることが出来るわけか!」

「そういうことなんだろうけど、それが女性にウケるかどうかは紙一重だぞ?」

「攻めにいくか、守りに徹するか、これは悩むぞ・・・」

「いや、目的はホタテ狩りなのですから、深く考えずに好きな水着を選んでいいんじゃないでしょうか?」

「それもそうだな。では筋肉を見せつける方向でいこう」



 やっぱりそっちなんかーーーい!


 とまあみんなは悩んでいますが、ボクはすでに自分の水着をゲットしていたから、黄色くてなかなかオシャレなサーフパンツに着替えました。


 悪そうなお兄さんや数名がボクの姿を見て『ほほう』って顔をしていたので、放っておいても大丈夫だと思って先に黒眼鏡ハウスを出ました。


 男連中の着替えを見守るなんて地獄なだけですからね!



「クーヤちゃんみっけ!」

「にょわ~~~~!」


 一瞬でレミお姉ちゃんに発見され、抱っこされてしまいました。


「こうして実際に着ている姿を見ると、すごくオシャレな水着じゃない♪」

「ボクも結構格好良いなーって思いました!レミお姉ちゃんの水着はめっちゃセクシーですね!」

「ちょっと恥ずかしいけど、みんな凄いの着てるしいいかなーって」

「みんな攻めたよね~!こんな状況になったらもう地味な水着を選んでも後悔するだけなのです」

「確かにその通りかも!」



 抱っこされたままお姉ちゃん達のいる方に連れてかれたのですが、とにかく全員を褒めて褒めて褒めまくりました。


 まあ実際みんなセクシーでオシャレな水着が似合ってますし、お世辞じゃなく本当に見たまんま感想を言っただけですが。


 そうこうしている間に着替えが終わったようで、男性陣が黒眼鏡ハウスからゾロゾロと出て来ました。



「「おおおおお~~~~~~~~~~~~~~~!!」」



 異性の水着姿が気になってたのは女性達も一緒で、まさかの歓声に男性陣が少したじろいでます。


 そしてマッチョ達は全員ブーメランパンツでした。

 そんな予感はしてましたとも!!


 しかし意外にもマダム達に肉体美を褒められ、筋肉を触られたりしていて、ブーメランを選択したのは間違いじゃなかったと証明されました。


 魔物とかいる世界なので、マッチョって実は結構モテるんですよ。

 旦那さんはちょっとキレてますが。


 ただいつまでも容姿を褒め合っていては時間が無くなってしまうので、冒険者チームがホタテ狩りの注意事項などを説明し、全員に虫取り網を貸し出しました。


 ボク達は桟橋のあるチョックル広場の手前側から攻めていたから、今回は少し奥の方に移動することに。


 このチョックル広場って本当にメチャメチャ広くて、狩り場が何キロも先まで続いてるのですよ。お姉ちゃん達が魔物狩りでかなり奥まで攻めたみたいですが、メルドア達はその奥まで攻めたらしく、川を発見したと報告を受けました!


 あとは黒眼鏡チームが建物の方まで水を引いてくれれば、身体に付いた塩や汚れを洗い流すことが出来るようになるし、トイレも水洗になりますぞ!


 ちなみにボクはチョックル広場の入り口付近しか知らないわけですが、この広さだから獲り尽くす心配とかはいらないですね。


 本当にここを自由に使っていいの?って感じですが、未開の地がある辺境だからこそ許されているというか、危険区域を攻めればお宝が手に入るってわけです。この前の鉱山もそうですし、結局力こそ正義なのだ!



 そして、ホタテがたくさん獲れそうな場所まで移動しました。



 ホタテを入れる箱だけ持参するよう言ってあったので、預かっていた箱をハムちゃんに出してもらった。


 その間に、水中メガネを装着したレオナねえが海に入って安全チェックしていたのですが、水深もホタテもバッチリだということでGOサインが出ました!



「海は危ないから見える範囲で行動してくれ。子供達は父さん母さんと離れないようにな!それではホタテ狩りスタートだ!」


 ワーーーーーーーーーー!


 みんなこの時を待っていたので、虫取り網と入れ物を持って海に突撃していった。


「うーむ、あひるちゃんをすぐ出すか悩む」

「子供達もホタテ狩りをしたいだろうし、とりあえず様子見でいいだろ」

「手前の浅いとこにいるホタテを獲り尽くしたら、あひるちゃんと遊ぶって感じでいいのではないでしょうか?」

「じゃあその作戦でいくのです!」


 手付かずの未開の地だからなのか、この世界のホタテの習性なのか知らないけど、子供でも入れる浅い場所でも結構ホタテが獲れるのですよ。


 冒険者チームは昨日獲りまくったので余裕があり、初めてホタテ狩りをする人達を優先してあげる感じで、しばらくはライフセーバー的な立ち回りをするそうです。


 ただ全員がそうする必要も無いので、家族が何人も来ている人なんかは家族と一緒にまったりホタテ狩りを楽しむことにしました。


 というわけで、ボクはリリカちゃんと一緒にホタテ狩りです!



「リリカちゃん、足もとにホタテがいるよ!」

「エエエエエーーーーー!どこ??」

「右のほう!」


 たぶん石とかに見えたんだと思うけど、網を入れて捕獲してみるとやっぱりホタテでした。


「ホタテだーーーーーーーーーー!」

「おめでとーーーーー!」

「リリカちゃん、良かったわね♪」

「よし、ここはリリカに任せて私は奥の方を攻めてみるわ!」

「急に深くなったりするので気を付けてください!」

「はいは~い♪」



 周りにいる人達も子供が喜ぶ姿にほっこりしながらホタテ狩りを楽しんでおり、みんなを招待して良かったなって思いました。


 ただの海水浴じゃなくホタテ狩りってのが最高なんですよ!


 あとでチョックル狩りも体験させてあげたいけど、ハサミが凶悪なんだよな~。

 やっぱそっちは大人達に任せて、あひるちゃんで遊ぶことにしよう。

 

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