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クーヤちゃん ~Legend of Shota~ このかわいい召喚士は、地球からアイテムを召喚してしまったみたいです  作者: ほむらさん


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第581話 みんなでチョックル広場にGO

 最近いつも冒険者チームと薬局チームに分かれて行動してたんだけど、今日は全員でチョックル広場に遊びに行くことになりました!


 古代人コンビも虚無ふわコンビもレミお姉ちゃんも、ずっと同じ場所から動かないでお仕事してたから、さすがにそろそろ身体を動かしたいってなったのですよ。


 ハンバーガーとメメトンカツサンドを作りまくらなきゃならないので、悪そうなお兄さんは忙しい一日になりそうです。


 釣りから帰ったら受け取りに行かなきゃですね。


 ハンバーガーの購入代金は悪そうなお兄さんのカードに振り込めばいいんだけど、一応お釣りを用意しとかなきゃならないから、行く時に商業ギルドに寄らなきゃなりません。忘れて通り過ぎないようにしないと。


 と言ってもお客さんは商業ギルドの職員さん達だから、全員カードで購入してくれるとは思うんですけどね~。それでも釣りがねえ!じゃお話にならないので。



 というわけで、クーヤちゃん薬局の従業員達と、たまたま休日だったぺち子姉ちゃんをメンバーに加え、大人数で釣りに出発しました!


 中央区で商業ギルドに寄ってもらって明日のためのお釣りを用意し、街を横断して東門から外に出る。


 そして冒険者チームを先頭に、北東に向かって突き進む。



「こっちに来たのは初めてにゃ!」

「この先は未開の地だし、しかも森が立ち塞がってるから、一般人どころか冒険者も来ませんね」

「森に入るにゃか?」

「安心してください!ボク達で森を切り開いて道を作ったから、ぺち子姉ちゃんが考えてるような危険な感じじゃないです」

「私達で魔物を排除しましたから、安全にチョックル広場まで行けますよ♪」

「でも魔物がいなくなったのは内緒だぞ?アタシらが頑張って安全ルートを作ったのに、変なのがいっぱい来たらムカツクしな」

「わかったにゃ」



 森の前までやって来た。


 ここまで来ればボク達が作った道が見えるけど、魔物がいないって知らなきゃ怖くて入れないでしょうね。



「本当に大丈夫なの?」

「未開の地とか怖すぎなんだけど!」

「万が一魔物が出ても、Aランク冒険者がこんだけいるんだから余裕だよ」

「魔物は出ないハズですが、それでも念のため非戦闘員は真ん中を歩いて下さい」



 こうして冒険者チームに守られる陣形で、森の中へ突入しました。


 ボクも冒険者チームの端くれだから分かるんだけど、周囲から魔物の気配が無くなっており、前来た時よりも空気が朗らかで、ピクニック気分になりました。


 森を抜けて原っぱを進んでるとこなのですが、本当に魔物とエンカウントすることなく、快適に目的地に向かって進めますね!


 従業員達も緊張が解け、美しい景色を見ながらワーワー騒いでます。

 まったく戦闘が無いので、簡単にチョックル広場に到着しました。



「チョックルハウス発見!」

「わあ~~~~~!こんな所に家が建ってる!!」

「釣りをする前に、この前買ってきた家具を設置しましょう」

「その前にオレ達が作った桟橋を見てからだ!」


 遠くから家が見えたから騒いでたんだけど、近くまで行くとレオナねえ達が作った桟橋が見えました。


「ぶはッ!思ってたのと全然違うし!!」

「たった一日でこんな凄いの作ったの!?」

「すげえだろ?作るのに結構苦労したからな」



 海に向かって橋が一本伸びてるのを想像してたんだけど、この桟橋は道幅の広い橋が砂浜から海に向かって二本伸びていて、『コ』の字になる感じで奥の方で横に繋がっており、横に何人も並んで釣りができるようになっているのだ!


 しかも板が敷いてあるタイプの桟橋じゃなく、魔法で作ったと思われるガッチリした足場なのですよ。・・・これどうやって作ったの?


 何人乗っても楽勝ってくらいパーフェクトな桟橋だったので、ロコ姉ちゃんとレミお姉ちゃんとぺち子姉ちゃんと一緒に桟橋の上を歩いてみた。



「なんですか?この最強桟橋は・・・」

「これを一日で作るなんて凄いわね~♪」

「最高の釣り場にゃ!」

「ねえねえ!柱にチョックルがくっついてる!」

「おおーーーーー!手を伸ばせば網で獲れるじゃないですか」



 後ろからウチの従業員達もついてきてたけど、何人乗っても桟橋はビクともせずって感じで、ワーワー騒ぎながら一周して元の場所に戻って来た。



「どうよ?完璧だろ?」

「しっかり作ってあったから全然ゆらゆらしなかったよ」

「桟橋の柱でチョックルが遊んでました!」

「へーーーーー!『何だこれ?』って見に来たのかもな」

「さてと、まずはチョックルハウスの中を完成させるか!」

「小型クーラーを1台持って来たっスよ」

「ありがとうございます!これで快適な別荘になりますね♪」



 チョックルハウスの中に入ってぐるりと見回す。


 個室が何個もあるような複雑な作りじゃなかったけど、全員がくつろげるほどの広さはあり、すでにドアと窓ガラスが設置されていたので、家具を置けば即戦力として使えますね。


 こんな序盤で時間を使いたくなかったので、深く考えずにポイポイポイって感じで家具を配置していった。


 あとは休憩に来た人が良い感じに仕上げてくれることでしょう。



「結構良い感じじゃない?」

「うん。十分だね」

「トイレはあそこか?」

「あ、中は空っぽだよ。まだ水が来てないから外の簡易トイレを使ってね」

「なるほど。水が無いんじゃしゃーねえわな」

「家の前に水の入った樽を置いとくから、そこで手を洗ったりしてくれ」

「オッケー!」



 チョックルハウスから出て、まずはチーム分けから始めました。


 とはいえ、もうそれぞれの適正ポジションは判明してるから、レオナねえがリーダーの釣りチーム、釣り適正の無い人達でチョックルの捕獲と貝集めです。


 どのチームに入るかは基本自由ですが、タマねえがチョックルチームのリーダー、ロコ姉ちゃんを貝集めチームのリーダーとし、わからないことがあったらリーダーに聞くようにと従業員達に説明しました。


 ぺち子姉ちゃんは、釣りも貝集めもチョックルの捕獲も全部体験したいということで、一通りやってみるそうです。


 ちなみにボクは海藻チームのリーダーなのですが、海藻を採るには海に入らなきゃいけないからメンバーが一人も集まらず、特殊枠としてソロ活動することに。


 というわけで、あひるちゃんを8体召喚。


 2体を海藻集め隊、6体をランゴランドン隊に任命し、とりあえずランゴランドン隊を海に突撃させ、残り2体に採ってほしい海藻を指示する。


 海藻集め隊を3体にしようかで迷ったのですが、食べられる海藻をちゃんと見極めて指示を出さなきゃいけないので、2体で十分なのだ。


 ちなみに昆布は今のところあまり使い道が無いから今回はスルーかな?

 まあ欲しくなったらいつでも回収できるので、無駄に獲る必要もないのだ。



「店長!このデッカイ召喚獣(サモンビースト)って乗れるの?」

「乗れますよ。すごいスピードで海の上を走れます」

「おおおーーーーー!あとで乗ってみていい?」

「いいですよ!疲れたら気晴らしにみんなで遊ぶのです」

「よっしゃ!じゃあ頑張って貝を集めてくる!」



 獲りまくったら家族にお土産に持って帰ってもいいって言ってあるので、従業員達もやる気に満ち溢れてるのですが、黄色くてデッカイあひるちゃんが気になるのも無理ありません。


 キャルねえは釣りチームに入ると思ってたんだけど、ルピスお姉ちゃんとエレナお姉ちゃんが貝の方に行ったから、3人一緒にワイワイやってますね。


 食材集めが目的ではあるんだけど、仲の良い友達がいれば何をやっても楽しいのが海なのだ。


 ただですね、食べられる海藻を見極めてあひるちゃんに回収させているボクだけ完全に仕事なんですよ!


 でもあひるちゃんの方が辛い仕事をしてるわけですし、あとでランゴランドン料理をご馳走してあげよう。


 今回は6体で獲りにいってるから、前回の倍獲れるかもしれないんだよね。

 あひるちゃん8体に1匹ずつご馳走しても、ランゴランドンまみれになるのだ。


 1匹くらいなら売ってもいいかな?いや、裏メニューの料理として出すか!


 『季節限定裏メニューのランゴランドンがメッチャ美味しかった!』って話題になったら、クーヤちゃん薬局は高級魚まで出てくるすごい店だと更なる宣伝効果が期待できますよね。


 ・・・ありかもしれん!

 

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