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クーヤちゃん ~Legend of Shota~ このかわいい召喚士は、地球からアイテムを召喚してしまったみたいです  作者: ほむらさん


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第575話 倉庫も建てるみたいです

 レオナねえ達を回収して大奥に帰還したのですが、トイレ工事チームはまだ帰って来てませんでした。


 パンダ工房とジャーキー工房の二ヶ所ですから、そりゃ時間も掛かりますよね。


 みんなで夕食を作りながら帰りを待ってると玄関のドアが開き、魔法使い3人だけじゃなくレミお姉ちゃん親子も現れました。便器屋さんの初仕事ってことでママさん社長も見に行ってたもよう。


 あとアホ三人衆も一緒に帰って来たみたいなんだけど、念願のトイレ完成に大喜びだったみたいです!



「トイレ工事お疲れ様でした!ただ悪そうなお兄さんが羨ましがってたから、暇な時にでも黒眼鏡屋敷のトイレ工事をお願いします!」

「映写機の改造が終わってからになるかな?私の代わりに動けるクラフターがいれば楽なんだけど」

「クラフターかあ・・・。わたしとクーヤちゃんでクラフター探しをしたことがあったけど、みんな忙しそうだったよね?」

「虚無お姉さんを発見したのは一番最後だったのです。でも完全体になった隣の会社を見せれば、今の仕事がイマイチなら転職を考えると思いますよ」

「そうよね~。クラフター探しに動くのは会社が完成してからかな」


 さすがに実体の無い会社に就職しようと思う人なんかいないのだ。

 とか言いつつ、ココにいっぱいいるんですけどね。


「ママさん、今日ニポポ家具店に行ってきたのですが、もうすぐ会社が完成するって教えてあげたら、店長が『完璧な家具を揃えてお待ちしております』って自信ありげに言ってたから、すごく期待できそうですよ!」

「それは楽しみね♪あそこの店長はやり手だから、すでに何度も偵察に来てるんじゃないかしら?」

「絶対来てると思います。大奥にも来てたみたいですから」


 ただ次は普通の家じゃなくて謎の会社だから、かなり難易度が高いと思います。

 それでもあの揉み手店長なら、期待に応えてくれる予感がするんですよね。


「もし私達を満足させられたら、次は映画館の椅子なんかも揃えてもらってもいいわね。あっちは完成までまだ時間が掛かるけど」

「映画館の椅子は折りたためるやつにしたいので、職人さんに直接依頼した方がいいような気もするけど、たしかにあの揉み手店長を経由した方が満足の一品に仕上がる予感がしますね」


 映画館の椅子って量が半端ないから、この注文が入ったらかなり大きいよね?

 ニポポ家具店、大勝負が続くなあ・・・。



 今日も大人数で夕食をいただき、女神の湯でサッパリしてから連日連夜開催されている宴会に突入しました。


 でも従業員達は自分の部屋を完成させに行ってます。野次馬のアホ三人衆も一緒に行ったから、今頃クッソ盛り上がってるんじゃないかな?


 そして宴会も終わり、毒見試食会に参加したメンバーが布団を持参してトレーニングルームに集結しました。


 お風呂の時に毒見試食会の話をしたら、心配だからとレミお姉ちゃん親子もお泊りすることになったので、床が布団まみれです。



「たぶん大丈夫だと思いますが、身体に異変を感じたら絶対に報告してください。そこで毒消しハムちゃんが2体スタンバイしてますから、何かあってもすぐ助けてもらえるので安心してください!」

「この時間まで何ともなかったから大丈夫そうだけどね~」

「まあ一応です!じゃあ電気を消しますよ」


 パチッと電気を消して自分の布団に戻ったら、レミお姉ちゃんに布団の中に引き摺り込まれました。


「にょわ~~~~~~~~~~」


 ふにょん


「捕まえた♪」

「あははははははは!みんなでお泊りって楽しいよね!」

「たまにはこういうのも良いですね♪」

「ハムちゃんがモコモコしてて気持ちいい」

「しらない部屋で集団で寝るのってムズイな。眠れる気がしない」

「そこは気合で!」



 気合入れたら逆に寝れないんじゃ?って思ったけど、30分もすると何だかんだで静かになっていき、ボクもいつの間にか夢の世界に旅立ってました。


 すや~






 ************************************************************






 パチッ


 目が覚めるとすぐ隣にレミお姉ちゃんがいて少し混乱したけど、トレーニングルームに集団で寝たことを思い出した。


 布団から出ようとしたら、レミお姉ちゃんに抱きつかれて身動きが取れなくなったので、おっぱいを懲らしめてなんとか脱出。


 トイレに行ってみたけど、とりあえずボクはまったく異常なしでした。


 それから他の人達も目覚め始めてバタバタ動き出したんだけど、まだ無敵の肉体に進化してない従業員達もお腹を壊さなかったみたいです。


 というわけで、昨日悪そうなお兄さんにたくさんもらった海藻を使った『真・海藻サラダ』を作り、全員に振舞いました。


 一番衝撃を受けていたのはママさんで、悪そうなお兄さんに続いて海藻サラダの虜になった感じですね。もうすぐハンバーガー屋さんで買えるようになるって教えてあげたら喜んでましたよ!


 ボクも新種の海藻が欲しくなりました。たぶん明日にでもみんなでチョックルを捕獲しに行くから、また海藻を採りまくろっと!



「んじゃアタシらは桟橋作りで、ナナとミルクでチョックルハウスを建てるってことでいいな?」

「私は手伝わなくていいの?」

「小さな家で十分だから2人いれば足りるね。それに川から水を引いてないからまだ水道工事が出来ないの。その時のために水道工事しやすく作っておいて、水が来たらレミさんに手伝ってもらう感じになるかな?」

「なるほど。じゃあいつものようにクーラーを作ろっと!」


 というわけで今回も、魔物を間引きに行った時のメンバーでチョックル広場へ行くようです。


「家を造るなら、ガイアさんに瓦礫をお願いしないとですよね?」

「だな!許可だけもらって、貧民街(スラム)で家一軒分の瓦礫を頂いてく」

「よし、出発すっか!」



 すでにママさんは出社したので、それ以外の全員で外に出ました。


 ボクは従業員達を連れてクーヤちゃん薬局に向かうつもりなんだけど、なんとなくレオナねえと一緒にハンバーガー屋さんに入りました。



「悪いがガイアを呼んで来てくれ」

「はいはーい」



 カウンターにいた女の子が悪そうなお兄さんを呼んで来てくれたので、レオナねえがチョックル広場に家を造るから瓦礫をくれとお願いした。



「待った!それなら隣にもう一軒建ててもらっていいか?」

「黒眼鏡チームで使う家も欲しいってことか?」

「家っつーかだな、快適さは必要無いのだが倉庫のような建物が欲しいと思ってたんだ。洗面所と風呂とトイレ付きなら最高だな」

「確かに倉庫があると便利そうだな。しかし残念ながら水がねえ」

「あ~~~、そういや水が無いのか・・・」


 あそこで手洗いできたら最高なんですけどね~。


「じゃあアタシらで倉庫を造ってやるから、黒眼鏡チームで川から水を引っ張ってきてくれ」

「川なんてどこにあるんだ?」

「チョックル広場の向こう側にあるってタマが言ってたが、結構遠いかもしれん」

「向こう側か・・・魔物が出そうだな。ハルとデレクがまだトイレに籠ったままだから、復活してからってことでいいか?」

「それで構わんぞ」

「じゃあ決まりだな。エルとパーラを貸すから倉庫造りに使ってくれ。俺も貧民街(スラム)まで一緒に行くから、瓦礫は俺が指定したやつで」

「おう!その前にパンダ工房に寄るけどな」



 というわけで、冒険者チームは悪そうなお兄さんと瓦礫運搬用のハムちゃんを連れて出発しました。


 しかし4人の犠牲者がまだトイレに籠ってるとは思いませんでした。

 やっぱり毒見試食会は危険ですね・・・。


 残ったメンバーと一緒にクーヤちゃん薬局に移動しました。


 古代人コンビはクーラー作り、虚無ふわコンビは家具の入れ替え、レミお姉ちゃんは映写機の改造を始める。



「さて、ボク達は役所に行きますよ!」

「役所??」

「カード決済マシーンを買いに行くのです!」


「「おおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーー!」」


「でもアレ500万とかするんでしょ?大丈夫なの?」

「有名店には大体置いてあるじゃないですか。カード決済くらいできないとクーヤちゃん薬局がナメられてしまいますからね。必要経費なのです」

「カード決済できるのって大きな店だけだと思うけど・・・」

「子供店長って、身体は小っちゃいのにスケールがデカいよな!」

「子供だから小さいだけなのです!大人になったら身長2メートルですよ!」


「「ないない」」



 三馬鹿従業員だけじゃなくロコ姉ちゃんも首を横に振ってるんだけど!


 まあボクも永世ちびっ子な予感はしますけどね!

 でも夢を見たっていいじゃない。子供の可能性は無限大なのだ。


 さてさて、カード決済マシーンは一体いくらなのでしょうか・・・。

 

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