☆ ミッション発動
どーして私だけこんな寒い服なのよ。
春でも寒いものは寒いし、この森暗い。
というか、
「何で服が変わったの?」
「課題テストで、魔法具を使う奴がいるから服が変わったんだよ。」
魔法具って禁止なんだ。
なら、注意事項に加えとけよ。
ん?ということはホウキとかもないんだ。
日本人なら一度はホウキに乗って空飛びたいよねー。あ、最悪モップでも良いけど。
「そんなことよりも、此処は何処だろう?リオ、検討着く?」
リオは熱心に木を見つめている。
「此処は、、多分インバッティービレ国かプロエリウム共和国、スリアンウォズ帝国ではないかと思いますわ。」
何で、わかったんだろ?
リオは私に向かってにこりと笑った。
「此処の土壌を見てください。この土は少し痩せた灰色の土ですわよね。この土壌の名前はポルゾド。酸性で亜寒帯地方のものですわ。更に、この植物。おそらくトウヒですわね。コレは針葉樹林なので此処が亜寒帯地方なのは間違いかいかと。」
おおー!凄っ!リオが優等生に見えるよ!
「流石だね、リオ。地理史で学年1位取ってるだけあるね。」
なっ⁈
コイツ、天才だったのか?
リオは少し頬を赤らめて答えた。
「いえ、それ程でも。ただ、私が学年1位を取った時の先生の歪んだ顔が面白くて面白くて、ふふっ。」
あー、うん。リオは相変わらずブレてませんね。ちょっと可愛いな、と思った私の心を返せ。
大体予想はつくけど、多分彼女はきっと授業は全く聞いてないくせに、テストでは必ず結果を残すため先生は怒れないのだろう。しかも彼女はある一国の宰相の愛娘だから、同級生達も苛めるに苛めれないだろう。
天使の面した悪魔と言われてるだけあるわ。
「あ!伝書蝶が来たよ!」
ヴィーの指した方向を見ると綺麗な、折り紙の蝶が浮いていた。
紙で出来てるのか。
雨の日とか大丈夫なのか?
その蝶はヴィーの前に止まり、落ちた。
「……………動かなくなったよ?」
「伝書蝶は自分の役目が終わると素の紙に戻るんだ。」
便利な生き物?ねぇ。
「私たちの課題言うよ〜。」
カサッ
『__此処はミラージュ。
其れは、ファンタニズムの甘いペシミスト。
トライワルトの刻限、ペシミストからいでたるマモンは、宵宵、クリムゾンに迷えし子羊を狙う。
ミカエルに選ばれし勇者達よ。
そのマモンのフォースであるエターナルを探し、マモンに勝利と栄光の勇弓を突き刺せ』
誰か、日本語に翻訳してください…




