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異世界を歩む者~元勇者と新たな勇者たちは何を思う~  作者: 初雪しろ/Yuyu*
第4章 沼地の魔女と死霊使い

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エピローグ2 変わっていく心 東照凱人

「ふっふっふ、いやぁしかし、そんな魔物になっていたとは。その原理を使って新たな死靈を研究することもできそうですね」

「厄介なこと考えてるんじゃねえよ」


 獣人族の国への帰り道。行きとは違い、ネビルも加わった3人となっていた。


「でも、アンデット等に関する知識は確かで、今回についてはすごい助かってます」

「そういっていただき光栄ですよ」

「ただ、金輪際人と戦わせて、耐久度実験とかそういう考えはするんじゃねえぞ」

「闘技場などでは別に良いでしょう。ルールに則った場所ならば」

「そいつは知らん。キメラとか生きてないやつを、運営がどう考えるか次第だ。


 少なくとも、目的の薬は手に入った。これから、またこの世界は荒れるだろう。


 ***


 植物・動物・虫・魚――全てにおいてこの世界では魔物になる可能性がある。

 そして、それらは人を襲う。人族を襲う、魔族を襲う、獣人族を襲う、多種族を襲う――総じて人間を襲うだろう。

 だが、それは生存本能や縄張り意識などのものであり、それは自然としては自然であることなのだ。

 それに俺たちが真っ向から逆らうことはできず、できることは逆らってしまって、間違えて入ってしまったその道から人の正規ルートへと戻ることだ。

 そして、その人と魔物の道から外れてしまったものはアンデットだ。

 戦場で現在問題となっている生への反逆者は、はたしてこれからどうなっていくのか。

 少なくとも、いまの俺はそれを知らないし知るつもりもない。

 俺はただ、金を集めて、金を使って、楽しくいきれいればいいと思う。

 ただ、なんか最近は別に金をつかうような遊びよりも、世間話とかのが楽しいとか思っちまってる気もしてる……どういうことなのやら。

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