↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界を歩む者~元勇者と新たな勇者たちは何を思う~  作者: 初雪しろ/Yuyu*
第4章 沼地の魔女と死霊使い

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

74/83

069 姉ヶ崎莉乃09

「……大久保さん?」

「あ、姉ヶ崎さん! ちょっと!! ここなんなんですか!?」

「えっ?」


 落ちてきたのは大久保さんだった。この前、私たちの前に現れた大久保さんだった。

 だけど、その大久保さんのこの発言に私は驚きを隠せなかった。


「ちょ、ちょっとまって、わからないの?」

「わかるわけないじゃないですか! 私たち学校にいたはずですよね! というか、この服とかもなんですか、制服きてたと思うんですよ私たち! でも起きたら、森のなかでとにかく私は夕日に向かって歩いてきたら、突然地震がおきて!」

「お、おちついて、大久保さん」


 もしかして、これって東照君がいってた洗脳が解けたってことなのかしら。でも、記憶まで消えてるのはおかしくないかしらね……個人差があるとか? 大久保さんはかかりやすい人だった――人まずはこれで手を打ちましょう。


「あの~取り込み中悪いんやけど、そのままそこにいると危ないと思うんやよ~」

「耳と尻尾!?」

「いいから!!」

「姉ヶ崎さん!?」


 私は大久保さんを担いで、移動。そして振り開ければ、数秒前まで居た場所にはゴーレムの腕が振り下ろされてる。


「そ、それじゃあ大久保さん……えぇと、あれ、剣は?」

「こ、これのこと?」


 聖剣のことはわかるのかしら……まあ、いいわ。


「とりあえず、あれの気を引いてくれないかしら?」

「えっ? いや、私こんなもの使ったことない!?」

「やれるわ。大丈夫」


 体が覚えてるはずだからね。


「それじゃあ、よろしくね」


 私は移動。


「ちょ、ちょっと待って下さ……こっちきた!?」


 回避はできてる、死んだらその時、私は薄情になったけどそれでいいわよもう!


「ふざけないでくださいよ! もう! わけわからないことばっかり!」


 大久保さん激怒。恐らく聖剣の力が開放されたのかしらね、魔力が視認できる漏れ出方をしてるわ。

 そして聖剣は二本の剣に分かれている。


「もうっ! お仕置きです!」


 やっぱり、体が覚えてるのか剣を器用につかって、ゴーレムの攻撃を受け流し始める大久保さん。


「ミルカさん、今のうちに行くわよ」

「腹の下にいくつもりってこと?」

「それ以外に選択肢はないわ……入り口も開かないし」

「そうやんな……それじゃあ、いこか!」


 私は先ほどのように腹下に潜り込む、今度は拘束はしてないけど、その胸にメイスを何度も叩き入れる。そして、またコアが見えた時、


「トドメやぁぁ!!」


 その穴にミルカさんが薙刀をねじ込み、コアを破壊した。

 そして岩のゴーレムと周りの石のゴーレムは瓦礫となって崩れ始め、入り口は再び開いた。


「このコアが原因だったみたいね……」

「あの子大丈夫なん? 気絶しとるよ」

「えっ……」


 大久保さんは、緊張が解けたのか気を失って倒れていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。