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青羽ダンジョン 4

 ダンジョン内、周りに人はいなかった。



 初めて人を殺した……そして初めて自分のスキルを活用しての戦利品が《鑑定Level1》だった。

 興奮した気持ちも冷めやらぬうちに、すぐにソロの探索者に会った。


 同じ三階層、見られたかもしれない恐怖から、こんにちは、と挨拶をしながら持っていたショートソードで、一突きした。


 そして、ステータスの中に《剣術Level1》が加わった。


 それから、しばらくは、人を殺してしまったことがバレるのではないか、いきなり朝、警察が来て捕まるのではないか、と怖くなって、ダンジョンには入れず、びくびくしながらつまらない仕事を、淡々とこなした。


 なにごともなく、半年が過ぎた。大丈夫かもしれない。ふたたび、ダンジョンに入るようになった。


 スキルを奪うのは、半年続いた不安がブレーキとなり、しばらくは魔物だけを相手にしていた。しかし、奪った《鑑定》と《剣術》のLevelが育つにつれ、気持ちが大きくなってゆく……



 二人が出会ったのはたまたまだった。


 すでに《鑑定》を持っていた四谷は、ダンジョン内で出会うものには、魔物にも人にも《鑑定》を使う癖がついていた。

 ちょうど入り口で一緒になった飯田橋が《強盗Level1》を持っているにもかかわらず、そのスキルを使いこなしていないことがすぐにわかってしまった。殺して盗んだスキルが見当たらなかったからだ。





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