表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
視線と三の倍数 〜番外編 茫漠と彷徨えるなにか〜  作者: サカキ カリイ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/11

四 R6 ゆうしゃあらわる

サタヴァくんはいつものとおり、やくそうをさがしていました。


もりのなかでさがすので、いつものそうげんとはちがうしゅるいのやくそうになるのです。


サタヴァくんは、やぎさんにふくをたべられるゆめをみたばかりでした。


「やぎさんにあわないようにしないといけないな。」


ところがそこに、しらないひとがあらわれたのです。


そのひとは、あかるいちゃいろのかみのけに、あおいめで、


なかなかハンサムなわかものでした。


こしにけんをさげていますが、ほかはふつうのふくなので、へいしではなさそうです。


ぼうけんしゃのひとでしょうか。


おとこのひとは、サタヴァくんにはなしかけてきました。


「きみはこんなところでなにをしてるんだ」


サタヴァくんは、やくそうをあつめているとはなしました。


「しごとちゅうか、それはしつれいした。」おとこのひとはあたまをさげました。


「おれのなはレイオ。ゆうしゃなんだ。


このていこくに、まおうがあらわれたという、うわさがながれている。

まおうについてなにかしらないか」


サタヴァくんがしらないとこたえると、レイオとなのるひとは「じゃましたな」といいながらさってゆきました。


「ゆうしゃなんているんだなあ。」サタヴァくんはふしぎなきもちになりました。


ゆうしゃはまおうをさがしている。


きっとたたかうためなのだろう。


サタヴァくんは、たびのなかまたちから、まおうがあらわれたうわさをつくりだしたのは、サタヴァくんのふるまいによるものだと、さんざんからかわれたのを、おもいだしました。


かれらは、サタヴァのせいでまおうがあらわれたことになったから、


サタヴァが、うわさのまおうなんだと、わらいながらいうのです。


もちろん、じょうだんです。


「もしおれがまおうだったら、さっきのレイオとたたかうことになるんだよなあ」


そんなことを、ぼんやりおもうサタヴァくんでした。




…サタヴァはふと目を開けた。

「ん?」

どうやら、ウトウトと寝入っていたらしい。


他の二人は、すやすや寝息を立てている。


サタヴァは彼らを起こさないように、再度眠ろうと目を閉じるのであった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ