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視線と三の倍数 〜番外編 茫漠と彷徨えるなにか〜  作者: サカキ カリイ


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3/11

「わぁ!」サタヴァは飛び起きた。


「なんだなんだ」

「どうしました、なにかありましたか」

クガヤとヤトルは眠い目をこすりながら起きた。


深夜である。二人とも寝入りばなだったのに、サタヴァの声で起こしてしまったらしい。


「いや、その…悪夢を見てしまっていて」


「どんな夢なんですか?悪夢なら、人に話した方がいいらしいですよ」目をこすりながらヤトルが言う。


「お前よく夢を見るなあ、しかも悪夢ばかり。

俺なんか夢などさっぱり覚えてないや。


まあ、話したら気が晴れるんなら聞く。眠いから、聞きながら寝たらすまんけど」クガヤも言う。


「その、夢の中で手紙を書いていたんだ。


そうしたら、やぎが沢山あらわれて、手紙を食べてしまったんだ。


それどころか、俺の服まで食べてしまった。


服はこれ一つしかないのに、着るものが無くなるんだ。


…非常に怖かった」


サタヴァが口を閉じると、他の二人はため息をついた。


「それはなんかその…思ったより可愛らしい夢でしたね。」


「なんじゃそりゃ。つか、このあたりにヤギなどいないぞ?

そんなのただの夢だろ。


そもそも、ヤギはお前の服なんか食べないって。


確かに素材は草だけど、散々薬草の汁で煮だしたんだろ?


そんなんじゃ食欲もわかねえだろうさ。


ただの夢だから、もう気にすんな」


「そうだな…じゃ、寝るとするか。」


夜が明けたら、薬草採集の仕事を行うこととなっている。


歩き回るから睡眠時間は確保しないといけない。


…早く寝つこう。

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― 新着の感想 ―
Xにてサカキ カリイさまのことを知り、さっそく拝読いたしました。 フォローはありがとうございました。 まだ読みはじめではありますが、あらすじがとても魅力的ですね。 ブクマさせていただきましたので、ゆっ…
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