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九龍少林大戦  作者: 東武瑛
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ロドリゲスの決断

銃声を聞いて村人が酒店に駆けつけた。

「よくぞ、やってくれました」村人の1人がロドリゲスに言った。

「あいつらは流れ者で村の人間をイジメてました」

「皆様。銃を買いませんか?馬車にあります」 

ロドリゲスは言った。

「買いたいがお金がないです」皆、口々に言った。

「お金は後払いで良いです」ロドリゲスが言うと「わかりました。では買いましょう」と村人は言った。

ロドリゲスは銃を村人に渡して去って行った。

李達は昼下がり、教会に着いたがロドリゲスは居ない。

「馬車がないので出かけたのだろう。待ってみましょう」と李は言った。

しばらくするとロドリゲスは戻って来た。

パウロが言った。「ロドリゲス、銃は身を守るための物。商売道具じゃないぞ」

「そんな事、言われなくても分かっている」ロドリゲスが言った。

「では、銃を売るのはやめろ」パウロが言った。

「では、どうやって生活する?」ロドリゲスは言った。パウロは絶句した。

重苦しい空気が漂った。

李が口を開いた。

「ロドリゲス、マカオに行こう。あそこなら宣教師として生活できるだろう」

ロドリゲスはしばし考え言った。

「分かった。準備をする」


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