表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/163

街に出ようーその17-

買い物前の話が結構つづいてますですね~~^-^;

 ここ何日か、街に出たにもかかわらず、資金を稼ぐことなく、されど慌ただしい日々を送っていたような気がするので、ギルドにて軽い依頼を受けて資金を調達しつつ、うちの女の子達の休みを待つという初めの目的に戻ろうと、改めて予定を確認し、朝、家族に挨拶をして屋敷を後にする。やはり視線は感じるが服を作るのは二、三日はメルゼールよりサルトさん達が戻るのに掛かるだろうからそれまでの我慢と、覚悟を決めギルドを目指す。最近通い慣れた為か、目に付く物すべてが珍しいという事もなくなり、フラフラも少なくなっては来たが、まだまだ真っ直ぐに向かう、というとこまではいってない状態だった。食べ物や飲み物の新しい露店や、小物などの雑貨の露店などやはりついつい覗いてしまうのだった。それでも何とかギルドに着くと、受付嬢のいるカウンターを覗いて見る。そして相変わらず指定席に座る女性を見て、


 うむ、ヴィオラお姉さんには休みはないのかな? 毎日あそこに居るみたいなのですが? などと他愛もない事を考えながらも、


「おはよう御座います、ヴィオラお姉さん」


 彼女へと声を掛ける。向こうも、もう慣れたのか笑顔で、


「おはよう御座います、セオス君。今日は依頼ですか? それとも何か御用ですか?」


 我へと切り返す様に、挨拶と同時に要件も話してくるのだった。なので、


「えっと、両方です。まずは衣服屋を紹介していただき有難う御座いました。まだ作っては貰ってはいませんが、作っていただく約束はして頂きましたので、近いうちに目立たない衣装で来れそうです。それと・・・・何かいい依頼はないでしょうか?」


 依頼を確認する為、そう訊ねると、手元にある資料の様なものをパラパラとめくり、


「これなんか如何かな? シルバーランクの討伐なのだけど、稼ぎはいいわよ」


 こちらに開いたページを見せながら聞いてきたので、


「え~と、詳しく聞いてもいいでしょうか?」


 ヴィオラにそう問いかけると、


「ジャイアント・アントという蟻の魔物なんだけど、北の使われなくなった坑道に巣を作ったらしく大量発生して、今現在採掘中の坑道にも出現しているらしく、鉱夫の方と商業ギルド両方から討伐依頼が出ています。なので討伐後、証明部位を持ち帰っていただければ、一匹につき、1000G報酬が出る事になってます。でジャイアント・アントなんですが、大量発生となるとそれこそ何百と出ますので、セオス君なら儲かるかと。討伐部位のみではなく他の部位も買い取れるので持ち帰れるのなら持ち帰るだけ儲かりますよ」


 笑顔でそう説明してくれた。でもちょっと怪しく思い、


「え~と、そのジャイアント・アントなんですが、どんな魔物で、それと普通の冒険者ならどれくらい倒せるんですか?」


 こちらも笑顔で訊ねてみると、


「・・・・二メートルを超える固い身体をした蟻で、普通の刃物はとおりませんね。で普通の冒険者なら二、三人パーティで一日に五匹位、かな? ・・・・」


 小声になりつつ、やんわりと誤魔化しながら言ってきたので、


「それをブロンズランクの五歳の子供に勧めるんですか?」


 さらににこやかな笑顔で話しかけると、手を合わせながら、


「セオス君、お願い。今、この街に廃坑のジャイアント・アントを大量に倒せるの君しか心当たりないの。その腰のナイフなら刃がとおるはずだから」


 頭を下げながら、そう必死に頼んできたので、のんびりムードに戻すはずの今日の予定を変更し、


「判りました。行ってきますので、廃坑の詳しい場所を教えてください。それと報酬ちゃんと用意しといてくださいね」


 肩を竦めつつも、そう笑顔で返事をすると、


「ありがとう、セオス君。恩に着るわ。怪我はしないように頑張ってね」


 彼女よりの、その言葉を聞きつつ、詳しい場所の説明を聞き、ギルドを出て北西の門を目指し、そこより廃坑を目指す。門を抜けて廃坑を目指す途中、


 そういえば、北西の門を出るのは、うちの子達を助けたとき以来ですね。あの時はイファイアス山脈に行く予定でしたが、まだ中断したままでしたね~。などと考えながらも、鉱山へと向かい、その中の説明された廃坑になった場所へと向かう。まだ同じ鉱山に採掘中の場所もあるらしく、廃坑へと続く道以外の所に真新しい荷車の車輪の跡が残っていた。なので早めに魔物を倒した方が良さそうだなと思い、速度を上げつつ廃坑へと向かう。途中三匹づつの蟻の集団に遭遇するが、


「神氷」「神旋」


 まず個体を凍りつかせ身動き出来なくしたところを、風を纏わせたナイフで首をチョンと切り落としていった。その後証明部位を切り取るのが面倒なうえ、他の部分も買い取ると言ってくれていたので、手を添え無限収納のバックへと個体ごと放り込んで行った。辿り着くまではその繰り返しで、なぜか三匹一塊の蟻たちを倒しつつ、廃坑入口へと辿り着くと、


『お~い、精霊たち、いるかい?』


 周りへと伝えると、


「は~い、かみさま~いるですよ~」


 すぐに、かる~い返事が返ってきた。なので、


『廃坑の中の様子を確認してきてくれるかな? 蟻たちの数と地形なんかを』


 我の意思を伝えると、


「は~い、見てくるです~」


 これまたかる~い返事で飛び出して行くのだった。なので、


 うむ、我が創ったとはいえ、いつも世話になっているので、今度なにかお礼をしとくか。などと考えながらも、報告を待つのだった。

街に知らない人ばかりだと大変なので、話は進んでませんが気長にお付き合いをおねがいしますですです^-^

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ