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やっちゃったね☆

 三月十一日 土曜日 午前七時。沙凪《さなぎ》、起床。

 

 

 「さて・・・」

覚醒から早々、仕事も無いのに、せかせか布団をたたみ、押入れに突っ込む。

 

 沙凪の部屋はなんとも殺風景《さっぷうけい》であった。部屋にあるのはソファーに、冷蔵庫、キッチンといったものだけである。

 沙凪はまず、口を漱《すす》ぎ咥内《こうない》を洗浄《せんじょう》する。そして手を洗い、朝ごはんの製作を始めた。時計を細かく気にしながら料理すること三十分弱。朝ごはんを作り終える。

 ここいらで居候《いそうろう》少女にモーニングコールをかけに出向く。

 

 すー、すー、すー。


 好《よしみ》はなぜかうつ伏せで顔面を枕に埋めながら眠っていた。果たして呼吸出来ているのか不安になるが、確かに静かな寝息が聞こえる。

 「起きろ。朝だぞ。」

 体を揺さぶっても起きない。呼び掛けにも応じない。

 さてどうするべきか・・・・・

 ここはやはり力技でいこうか。

 そう決意し、

 敷布団に手をかけこうぐっと、引っ張ったりする。

 情け容赦《ようしゃ》なく,全力で引っ張った結果。

  ひゅ・・・・

 そんな効果音と共に少女の軽いからだが、激しい回転を見せながら宙に浮く。

  べチャ

 なんかグロテスチックな効果音した。

 やっちゃった☆

 少女はピクリとも動かない。

 

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