↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
16/34

粗悪人

 「もぉ、貴方のせいで話が逸れたじゃないですか。」

 え、俺のせいっすか?あんたがしっつこく訊いてきたから、答えただけなのに・・・・

 いいですか。と無理やり、場を開き直らせる。

 「私はですね、只の人間じゃないんです。」

 「なんなんだよ、じゃあ・・・・」

 「私は、言わば、人間のアルビノ種です。」

 「アルビノ?」

 「この程度のことも分からないんですか?」

 この子こんなにサドっ気強かったっけ。

 「突然変異ですよ。」

 「・・・・は?」

 「・・・・・突然変異すら理解できないなんて。」

 可哀想なものを見る眼をする。一発ぶん殴りてぇなぁ。

 「私は、簡単に卑下て言えば、人間の失敗作です。遺伝子の異常と申しましょうか・・・・」

 「その白さって、そんなに小難しい言葉使わんと説明できんのか・・・」

 「遺伝子専門の学者さんがいれば、きっと分かり易く教えてくれるんでしょうがねぇ。」

 「多分そりゃ、三流高卒の、落ちこぼれには理解できんよ。」

 「まあ、アルビノすら理解できないなら、そうなるでしょうね。」

 なんかいちいち癇《かん》に障《さわ》る女だ。

 この時、まだ沙凪は好に反感と対抗意識があったものだが、この少女は生粋のサドであった。

 その内、少女に対抗するのが無駄であると気付くだろう。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。