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心の奥にしまう筈だったのに・・・・・

 「好さん。」

 「なんですか?」

 「果てしなく素朴で、今頃な疑問を聞いてくれますかね。」

 「何故そんなに畏《かしこ》まってんですか?」

 「そりゃ・・・・何でだろ。」

 「・・・どんあ質問ですか。」

 「それじゃ訊くが。」

 沙凪は躊躇《ためら》いながらも疑問をぶつける。

 「・・・何でお前そんなに白いんだ?白人にしても白すぎるぞ。」

 一瞬の沈黙が流れた。

 「何を今更・・・」

 「それを承知で訊いてんだよ。」

 好はどこか意味深な溜め息を吐き、語りだした。

 「・・・私はそんじょそこらの人間とは違うんです。」

 「やっぱり・・・」

 「・・・・・やっぱり?」

 「あ、いや。何でもない。」

 「やっぱり、何だと思ったんですか。」

 「何でもないって・・・」

 「気になるじゃないですか。教えなさい。」

 「うぅ・・・・」

 沙凪は、好の強い押しに耐えかね、とうとう白状する。

 「お前は・・・天に使わされし天使だな。」

 「違います。」

 殺生な。なんて情け容赦無い否定・・・・

 「良い病院知ってますけど、教えましょうか?」

 ぐはぁ。虫の息に、追い討ちぐぁ・・・・

 そりゃちげぇよな。天使なんているわけねえもんな。ハハハハハハハ。

 「何、気味悪い笑み作ってんですか。もう手遅れでしょうかねぇ。」

 ワハハハハハハハハ。


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