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やられたぁ!

 狸寝入りを決意した好だが、その決意は虚しく砕け散ることになる。



 呼びかけを止め、暫く黙ると。

 「よぉっし・・・」

 と、何か意気込むような掛け声を放つ。何となくだが、嫌な予感がする。

 沙凪は布団のサイドに回りこみ、大きく息を吐き、今度は吸い込む。もう嫌な予感しかしない。

 予想は的中した。突如体が浮かび上がり、天と地が定まらなくなるのを感じた。

 そりゃそうだ。だって回ってるんだもん。

 「ひっ・・・」

 如何なる時も冷静沈着、ですます口調が売りの少女もさすがに恐怖の余り、か細い悲鳴を上げる。

 少女は悲鳴と共に気絶し、そのコンマ数秒後。

  べチャ

 なんて効果音を出し、沙凪を絶望させることとなる。

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