表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どこへ向かうのか分からないーその日の地図を持たない旅ー  作者: suu369


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
6/17

物語は先に始まっていたーあぁ、こうつながるのかー

人生には、その時には意味が分からない出来事があります。


なぜか心に残る言葉。

偶然出会った人。

何気なく見た景色。


そのすべてが、

あとになって一つの物語だったと気づくことがあります。


この作品は、わたしが見つけた「答え」を伝える物語ではありません。


日常に散りばめられた小さなヒントを、一緒に見つけていく物語です。


このページをめくった瞬間から、あなた自身の物語も、少し違って見えるかもしれません。

振り返ってみると、


不思議なことがあった。

当時は意味が分からなかった出来事。


なぜ、気になったのか分からない言葉。

ふと目に入った景色。

何気なく流れてきた動画。

人との何気ない会話。


その時は、


ただ、通り過ぎていった。


けれど、

後になって、


「あぁ、あれはこのことだったのか」と

思うことが何度もあった。


まるで、


物語の伏線を回収するように、

点と点がつながっていく。


最初の頃は、


出来事が起きてから気づいていた。


けれど、


この数年、


少しずつ変わってきた。


昔は、


現象が起きてから理解していた。


今は、


その前に小さなヒントがやってくることがある。


ふと目に入った言葉。

なぜか気になる景色。

心に残る会話。


その時は、

意味が分からない。


けれど、


しばらくすると、

出来事が動き出す。


そして、


「あぁ、こうつながるのか。」と

気づく。


まるで、

人生そのものが、

ひとつの物語のようだった。


昔のわたしは、


答えを探していた。

未来を探していた。

正しい道を探していた。


だから、


目の前にあるヒントに気づかなかった。

余白がなかったのだと思う。

いつも何かを考えていた。

何かを探していた。

何かになろうとしていた。


けれど、

今は違う。


ぼーっとしている時間が増えた。


空を眺める。

景色を見る。

ただ歩く。

ただ風を感じる。


何もしていないように見える。


けれど、

そんな時ほど、

不思議と必要なものが目に入ってくる。


探しているわけではない。

待っているわけでもない。

ただそこにいる。


すると、


日常の中に散りばめられていたヒントが、

ふっと姿を現す。


気づけば、

人生を映画のように感じることがある。


主人公はわたしだ。


けれど、

同時に、

観客でもある。


物語がどんな展開になるのか。

次にどんな出会いがあるのか。

どんな景色が待っているのか。


昔のように、


流れをコントロールしようとはしなくなった。

自分の内側から生まれるものを大切にしながら、

この物語が展開していくのを楽しんでいる。


そして、

気づけば、


人生は、偶然の連続ではなかった。

一見ばらばらに見えた出来事も、


すべてはつながっていた。


空を見上げる。

雲がゆっくり流れている。


何が起こるか分からない。


けれど、

それでいい。


今日もまた、

白紙の一日が始まる。

この物語に書かれている出来事は、特別な誰かだけに起こるものではないのかもしれません。


振り返った時、「あぁ、あの出来事は、このためだったんだ。」


そんな瞬間は、

誰の人生にも訪れるのではないかと思っています。


今日という一日も、いつか未来から振り返れば、

大切な場面になっているのかもしれません。


あなたの物語が、今日も静かに続いていきますように。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ