自分という灯台ー光は、誰かを照らそうとしなくても届くー
この物語は、誰かに答えを伝えるための物語ではありません。
問いながら歩き、迷いながら進み、
少しずつ自分らしさを見つけていく。
そんな小さな旅の記録です。
昔のわたしは、
誰かの役に立ちたい。
誰かの力になりたい。
そんな気持ちが強かった。
でも、
自分と向き合い、
問いを重ねながら歩いていくうちに、
少しずつ感覚が変わっていった。
無理に誰かを変えようとしなくてもいい。
答えを教えようとしなくてもいい。
まずは、
自分が自分らしく生きること。
自分の心を満たし、
今日という一日を楽しむこと。
それが、
わたしにできることだった。
灯台は、
船を追いかけない。
「こちらへ来てください。」
とも言わない。
ただ、
そこに立ち、
誰かに光を灯している。
その光を必要とする船だけが、
自然と灯台を見つける。
わたしも、
そんな存在でありたいと思う。
この本は、
誰かを変えるために書いたものではない。
昔のわたしのように、
迷ったり、
立ち止まったり、
「どうしたらいいのだろう。」
と問い続けている人が、
もし、この物語があなたの心にそっと届いたなら、
それだけでうれしい。
そして、
「こんな生き方もあるんだ。」
そんなふうに感じてもらえたなら、
この物語は、
きっと役目を果たせたのだと思う。
昔のわたしは、誰かの役に立ちたいと、
いつも外側ばかりを見ていました。
けれど、
今は、
まず自分らしく生きることが、
何より大切なのだと感じています。
もし読み終えたあとに、
「わたしはどうしたいのだろう。」
そんな問いが心に浮かんだなら、
この物語は役目を果たせたのかもしれません。




