問いは人との出会いを深くしてくれたー相手を知ることは、自分を知ることだったー
答えを伝える物語ではありません。
問いとともに歩いた日々を、
そのまま言葉にした物語です。
もし読みながら、
あなたの中にも小さな問いが生まれたなら、
その問いを大切にしてみてください。
昔のわたしは、
自分に問い続けていた。
「どうしてだろう。」
「わたしは、どうしたいのだろう。」
問いは、
自分を知るためのものだった。
でも、
いつの頃からか、
自然と相手にも問いかけるようになっていた。
「どうしてそう思ったの?」
「そのとき、どんな気持ちだった?」
相手を変えたいわけではない。
答えを探しているわけでもない。
ただ、
その人の見ている世界を知りたくなった。
すると、
不思議なことが起こる。
相手の話を聞いているはずなのに、
自分の中にも新しい気づきが生まれるのだ。
「そんな考え方もあるんだ。」
「それは自分にも当てはまるかもしれない。」
問いは、
答えを見つけるためだけのものではなかった。
人を知り、
自分を知り、
世界を広げてくれるものだった。
問いは、
今もわたしの毎日に、
静かに寄り添ってくれている。
問いには、正しい答えがあるとは限りません。
けれど、
問いを持ち続けることで、
見える景色は少しずつ変わっていきます。
この物語の中の問いが、
あなた自身や、
誰かとの出会いを見つめ直す
小さなきっかけになれたなら、
とてもうれしく思います。
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました。




