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私こと地球の女神が異世界に勇者として召喚された結果  作者: アズム
ラズート王国 激戦区解放編
34/73

第26話 尋問しようとした結果

時間は不定ですが毎日更新予定です。

蹴り飛ばされたナルシスは壁にめり込んで気絶していた。

まずは壁から外して、縄で縛りつける。

縛ってる最中に糸のように細かったセイラの目が全開になってた気がするのはきっと気のせいだろう。


さーて、どうやって尋問(おはなし)しようかなぁ。

あんまり過激なのは年齢層が低いのでよろしくない。

暴力的なの(ごうもん)性的な(えっちぃ)のもよろしくない。

え、さっきドラゴン解体ショーをしてたのは誰だって?ほら、人とモンスターは違うから。

え?毎晩ヤってんのは誰だって?ほら、同意の上だし。というかされてんのはどちらかというと私だから!


結局なかなか目を覚まさないので、椅子に縛り付けて目を覚ますのを待つことにした。

玉座の間は瓦礫の山と化したし、ひとまず食堂へと向かう。

流石に粉塵の舞う中でのご飯は美味しくないだろうしね!


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・


「本日のメニューはソードシャークと爆弾ウニの刺身盛り合わせとダーツフライフィッシュの姿焼き、メインはグランドドラゴンのステーキとなっております。」


カリンが夕食のメニューを説明する。

サラダや小皿のおかずを除くとほぼほぼモンスターの食材だ。


ソードシャークはヒレが刃になっている全長3mほどの危険なサメで、イエローレイクで倒した時点で血抜きされている。

おまけに無限収納(エターナルバンク)は鮮度を保つことができるので、ほぼほぼ倒したときの状態で出されている。

一番おいしいのは刃に隠されたヒレの部分らしく、フカヒレスープにすると極上のうまさで天に上るほどらしい。


爆弾ウニは下手に触ると爆発して針を散らばらせる直径1mくらいのウニだ。

ただ特定の場所に信管のような起爆器官があるらしく、そこを破壊すると爆発しないらしい。

殻状になっている針を取り除くと、美味しいウニみそが見えてくる。

今日はそれをふんだんに使ったものになっている。


ダーツフライフィッシュはくちばしが鋭くとがったトビウオで、水面を飛び跳ねながら突進してくる。

30㎝も満たない体長ながら、船の底を余裕で貫通するほどの鋭さで、全速力で突進されると鉄の剣も貫通される水辺のキラーだ。

内臓をとり、鋭いくちばしをそのまま串代わりに焼いていったそうだ。


ラズートではあんまりモンスターを食す文化はなく、私たち以外はみんな顔を引き攣らせていた。


「ものすごーく美味しいですよ。騙されたと思って食べてみてください。」


ちなみにグランドドラゴンの肉は地球でいうA5ランクの牛肉より美味しいらしい。

そもそもこの肉・・・じゃなかったグランドドラゴンは大陸の遥か西端に位置する山脈に存在するという伝承がある。

その伝承というのも実際に見た者はいないらしい。

なぜなら凶悪で凶暴な性格で、本来モンスターを操ることのできる魔人族ですら食い殺されるため、その姿を見て帰った者はいないとされるほどだった。

巨体で力もあり、それでいて猛スピードで飛び回ることができる。

山脈に君臨するモンスターの王だった。

なんで美味しいって話があるのかはよくわからないけど、これも伝承に残っているらしい(カシス談)。


そんなグランドドラゴンを従えさせるのだからナルシスという男はかなり実力があるのだろう。

美味しいお肉を運んでくれたので感謝しなくてはならないかも。

いけない、ハッシュベルたちへの報告あたりからおなかがすいてごはんのことしか考えてなかった。


「「「「「「「いただきます!」」」」」」」


私たちはさっそく食べ始める。

適切な処置をされているソードシャークの刺身はぷりっぷりな身で食べるとかみごたえのある食感で少しあっさりした味わいだった。

爆弾ウニの身も深みのある味わいで、時折炭酸ジュースのような弾ける食感が味わえる。

ダーツフライフィッシュも香ばしくって魚特有の美味しさがいい。

久しぶりの魚料理に舌鼓を打つ。


そしていよいよグランドドラゴンのステーキだ。

ナイフを入れるとスッと抵抗なく受け入れられた。

これはカリンの下準備のなせる業かな。

『ミカエル』で斬った感触より遥かに柔らかい。

さっき渡したばっかりなのにこんな風にできるとは・・・至高の料理人おそるべし。


お肉を口に入れると広がる香りと旨み。

その芳醇な香りと旨みが口と鼻を幸せにしてくる。

噛むと硬いと感じない程度の弾力があり、肉汁が溢れてくる。

数回噛むとあっという間に口の中から溶けてなくなってしまった。


美味しそうに食べる私たちを見て、ラズートの面々も意を決して食べ始めた。

一口食べて驚愕し、二口食べて感動し、三口以降は猛烈に食べる速度が加速していった。


魚もそこそこに、やはりグランドドラゴンのステーキがとても美味しくて、みんな何度もおかわりしていた。

はて、何か忘れている気がするけど、美味しくって幸せだから何も考えられない。


「ステーキおかわり!」

夕食に夢中になって忘れていた。


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並行して頭の中にしたためてたものも書き始めました。

「光の勇者と幼馴染 ~語り継がれることのない影の勇者の物語~」

 http://ncode.syosetu.com/n9241dn/

更新頻度は「私こと地球の女神~」を優先して更新する予定です。


ブックマーク感謝です♪


まだまだ精進していきたいと思うので、

感想や評価を頂けるとすごくうれしいです。

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