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私こと地球の女神が異世界に勇者として召喚された結果  作者: アズム
ラズート王国 激戦区解放編
33/73

第25話 獣人族の国の問題を解決した結果4

時間は不定ですが毎日更新予定です。

ラズートへ戻ると、すでに全員戻ってきているようだった。

それぞれから報告を受けたけど、特に問題もなく殲滅できたようだ。

唯一カリンだけが姿が見当たらなかったけど、宮殿の厨房を借りて料理をしているらしい。

セイラとミストの話では、やっぱり湖のモンスターを狩り尽くすほど倒してたらしいし、今夜の晩御飯はとても楽しみだ。


「さて、ハッシュベルたちに報告に行こうか。」

「クロト様、その前にマップをご確認ください。」


移動しようと声をかけるとカシスから止められた。

何事かと思ってマップを見て、納得する。


「なるほどね。どうしようかねぇ。」

「そうですねぇ~、対抗手段はないこともないのですが~、その時になるまでは難しいかと~。」


セイラの計算でも現時点での解決は難しそうだった。

しょうがないのでひとまずハッシュベルのところへ向かうことにした。


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・


「というわけで、三か所とも解決してきました。」

「すまぬな、助かった。」


思ったより素直な返事が聞けて少しびっくりした。

勇者を来て早々賭けに使うような人物だからもう少し捻くれてる印象だったのだけど。


「それとシルバージャングルのほうにあった拠点がここら一体の指揮拠点だったみたい。」

「ほぅ、そうなるとだいぶ今後は楽になりそうじゃのぅ。」


この指揮拠点の指揮によって戦況が悪化していたらしいし、指揮拠点がどこにあるかラズート側は把握できていなかった。

そういった意味でもこの拠点を潰せたのはラズートにとって僥倖だった。

他の戦場での指揮の情報もつかんでいるのでそれを伝えておこう。


「ほんま助かりますわぁ。こないな情報うちでは手に入りまへん!」


一通り伝えきったあたりで、そろそろ時間だとカシスが服を引っ張る。

ミストはすでにハッシュベルのそばに、クリスとセイラがバルトフェルトのそばに、バファラがユーストのそばに立っていた。


次の瞬間、「轟ッ!」という音とともにグランドドラゴンが宮殿に突っ込んできた。

吹き飛ばされた壁の破片が次々と襲い掛かってくる。

ミストは斬り飛ばしたり受け流したりしてハッシュベルを守った。

クリスとセイラは結界魔法を緻密に計算して展開し、バルトフェルトと部屋にいた兵士たちを守った。

バファラは殴り、蹴り、時に掴んで投げ返して壁の破片を粉みじんにしてユーストを守った。

そして私はグランドドラゴンの突進を受け止める。


「ほぅほぅ、ラズートの宮殿ごと吹き飛ばしてやろうと思ったのになかなかやりますねぇ!」


グランドドラゴンの背中から声がする。

そう、マップに見えていたのはかなり遠くから超スピードで接近するグランドドラゴンだった。

その時点では何をするか不明だったものの、明らかにラズートへ向かってきているのがわかっていた。

宮殿でハッシュベルたちに説明している間に接近スピードとセイラの計算により突撃を予測して待ち構えていたのだ。


すでにアトラスの地図帳(オートマッピング)に表示された時点で確認してるけど改めてステータスを確認する。

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基本情報:

  名前:ナルシス・トレイヌ

  称号:魔王の右腕

ステータス:

  レベル:92

  HP:61824 MP:77832

  筋力:8556

  魔力:31832

  素早さ:165968

  防御力:84367

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流石魔人族の幹部クラスといったところか。

重要拠点の頭とかが今のところ高くてもレベル30くらいなのに対して92とは・・・え、100超えが何を言ってるって?


ただこのナルシスという男よりも重要なのはこのグランドドラゴンだ。

ステータスだけ見ればナルシスの5倍強ある。

サルベスト城のレッドドラゴンと比べたら大きさも数倍くらいあるんじゃなかろうか。

あの時はステータス見てなかったからなぁ、比較対象として見ておけばよかったかな。


「まぁいい、とりあえず死ぬがよい!」


挨拶をするがごとく気軽さでグランドドラゴンに破壊の指示を出す。

指示に合わせグランドドラゴンが大きく口を開き、極大の閃光を解き放・・・てなかった。

そもそも口を開くことすらできなかった。


すでにグランドドラゴンを抑えているし、抑えているのは私だからだ。

これ以上宮殿を壊して夕飯が食べれないなんて言語道断だ。


「な、なにをしている、早く攻撃せんか!」


慌てだすナルシスをよそに『カマエル』を取り出す。

そのままグランドドラゴンの咢を串刺しにする。


「・・・!!!」


口が開けず声を出せないグランドドラゴンから声なき悲鳴が聞こえる。

そのまま背中へと飛び乗ってナルシスを無視して尻尾のほうへ向かう。


まずは尻尾を斬り落として、無限収納(エターナルバンク)へ収納する。

次に後ろ足を斬り飛ばして、宮殿の外でスタンバイしていたカリンのほうへ投げる。


「夕飯に追加でよろしく。」

「あいあいさー!」


体長数十メートルはあるグランドドラゴンは後ろ足だけでも十分に大きい。

一本渡しておけば、美味しいステーキがいっぱい出てくるだろう。


唖然としたまま背中に乗っていたナルシスを蹴り飛ばして一気に残りを解体していく。

最後に残ったを頭を収納して、グランドドラゴンは排除した。

さーてここからは楽しい楽しい尋問(おはなし)の時間だ。

クロトはおなかがすいていた。


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並行して頭の中にしたためてたものも書き始めました。

「光の勇者と幼馴染 ~語り継がれることのない影の勇者の物語~」

 http://ncode.syosetu.com/n9241dn/

更新頻度は「私こと地球の女神~」を優先して更新する予定です。


ブックマーク感謝です♪


まだまだ精進していきたいと思うので、

感想や評価を頂けるとすごくうれしいです。

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