↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
19/24

第二章 5戦闘形態

 スライムの巣から逃げ出して20分、ようやく地下の階段を見つけた。


「1階層クリア〜」


「お疲れ様でした、マスター」


「まだ先に進むかい? 引き返しても、再挑戦可能だぞ」


「勿論、行きますよ」


 意気揚々と次の階層に進む。



 2階層は草が生えて、草原の様だった。


「うおっ、一階と全然違うな」


「マスター前方に何か居ます」


 とりあえず、鎌触手を出してみたら二本出た。


「お、なんか増えた」


 これなら合体無しでも、なんとかなるかも。


「二匹居たら、ゆーのたん一匹よろしくね」


「了解です、現状は一匹の様です」


 ゆっくり前進すると発見した。

 初めて見る、でかい蛙だ!

 やれるか? いや考えるな、俺は考えたら駄目だ、怖いけど突っ込め!


「でりゃあぁー」


 鎌を二本振り回す、あたる、スライムより遅い、けど浅い。


「ふんぬー」


 思い切って、突進したら、凄い勢いで舌が飛んで来た。


「あぶな!」


 ゆーのたんシールドで助かったけど、蛙の間合いが俺の鎌と同じ位ある、やりにくい。


 右手の触手を盾に変えて再度突進する。


「おりゃあー」


 蛙の舌を影盾で弾こうとしたら、舌で盾に巻き付いた。


「ぐぬぬ」


 結構力強い、食べられちゃう、舌切るぞこの野郎!


「それだ」

 舌を鎌でスパンと斬った。


「ギェロー」


 舌を使えない蛙は簡単に倒す事が出来た。


「お見事です、マスター」


「ふはははっ、よゆーよゆー」


 まじ怖かったっす。


 初の魔石をカードに入れる、黄色だけど、いくらかな?


《所持金:三千百円》

から    

《所持金:三千二百五十円》


 ひ、百五十円か、割に合わなすぎる!



 蛙は盾を使えば楽に倒せた、たまに出るスライムの方が手強い位だ。



「マスター次の階段です」


「うん、どんどん行くよー」



 階段を下りると、他の冒険者をちらほら見かける。


《所持金:四千百円》




――ラビリンス店――




「ガイ、それでどうだったの、あの森のダンジョンは」


 思い出したくなぇな〜


「邪龍の方は知らんが、始まりのダンジョンは……」


「なんかあったのね」


 そこにダンジョンマスターな狼少女スライムが寝てる。


「は〜っ」


 面倒臭い三人娘に毛布をかけて、ニャーコを見る、……ふむ、巻き込もう、俺だけじゃ無理だ!


「他言無用で頼む、お前にしか、頼めないんだ」


「えっ? い、いいわよ、任せて」


 まだ何も言ってないんだが。


「そうか、助かる、実はな……」



 そして、何故かこっそり隠れてる二人にも聞こえる様に事情を話し、仲間に引き込むのだった。

ゴーゴン、無理があるぞ。




――ダンジョン五階――




 なんだよ〜あの猪、めちゃくちゃ転がってきやがって。


 何とか三階の蛇、四階の転がり猪を撃退し五階に到着したのだ。



「よし、こっからは難易度が上がるぞ、大丈夫か?」


 えっ? まじで? 大丈夫かな?


「楽勝です、ここからは戦闘形態で行きましょう」

「よっしゃ〜合体!」


 決まった!


「あぁ、格好いい格好いいから、チラチラとこっち見んな!」



 もっと、褒めてくれていいのに、とぼとぼと先を進むと、新しい魔物が見えた……熊が、布団で寝とる。


「訳がわかんねぇ」


「スリーピングベアだ、寝起きが悪いぞ、気をつけろ」


 そーっと熊の横を通る、なんかドキドキするな。



 かなりの数の寝熊を通る、もう緊張なんかしない、だってこいつら間違えて踏んでもピクリともしやがらない。


 そんな感じで油断してたら、あの猪が熊の上を転がって行きやがった。


「ヤバっ」


 緊張感が高まる、くそっ、あの猪め、そしてスリーピングベアがむくりと起き上がった。


「くるかっ」


 スリーピングベアが左を見て右を見て、布団にもぐった。


「二度寝かよ!」




 そして六階に到着した。


「あの熊、今度水かけてやる」


―マスター、お手伝いします―


 気持ち良さそうに眠りやがって。




《借金残:十億九千四百九十四万》

《猶予日数:一日と(四時間)》

《所持金:五千八百円》

《所持カード一枚》

《保護者:ゲイボルト》




――2――




 六階の新たな敵はオークだった、戦闘形態の凄さを実感した、まるで相手にならない。


 七階のゴーレムも鈍く大きな的がゆっくり襲ってきたが、体が自由自在に動く今、全く問題にならなかった。


 八階のでかいハチは気持ち悪かっただけで、小さい方がまだ大変そうだ。


 そして九階のアリを蹴散らし、来ました十階層!


「早すぎるだろ、おっさんをもっと労れ!」


 ゲイさんがはぁはぁしてる、正直ちょっと……

「合格? これで合格?」


 なんか……ながかったな……


「あぁ、この階は女王が居る危険がある、さっさと戻るぞ」


 その言ったゲイボルトが動かずに震えている。


「最悪だ……」


 そこに女王アリとそれ以上にデカイアリが帰りの階段を塞いでいた。


「キングアント……激レアで激ヤバだ」


 次の瞬間、ユウ、マッケンジー初めての死闘が始まった。




《ユウ、マッケンジーLv3》

《借金残:十億九千四百九十四万》

《猶予日数:一日と(二時間)》

《所持金:六千百円》

《所持カード一枚》

《保護者:ゲイボルト》

何とか、ファミリアも形になり、両方少しずつ頑張って行きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。