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13モンスターハウス

・ω・ダンジョンはいいものです。

今物凄い落ちてる! なんとか触手でしずくたんをキャッチしたはいいけど 、こうなったらマッケンジーバリアーだ! 触手で二人をマルッと包み込む、何も見えない! 落ちる! 怖すぎる。


「ひ、ひぃ〜」


 がつん! と衝撃がきた。


「いてて、しずくたん大丈夫?」といいながら触手バリアを解く。


「う、うん平気ありがとう、ゆーに〜」


 しずくたんを撫でながら周りを見る。


 あ、やばい? と思った瞬間触手でしずくたんをクルッと巻き、別の触手を天井の出っ張りに巻き付けて引っ張り上げる。


 危機一髪ですよ、下にうじゃうじゃとモンスターがいる。


 天井のつららみたいな出っ張りを数ヶ所発見!


 慌てて触手を何カ所も伸ばし天井に影ハンモックが完成した。


「ふ、ふぃ〜これでなんとかなるかな?」


「はわわ? ゆーに〜凄すぎる!」


「ふはははっ、さて、しずくたん、こっからどうしたものかね〜?」


 下には降りれない、このままではガイたん待ちである、早く助けてガイたん。


「……トイレ行きたくなったらどうしよう。」


「言わないで! 行きたくなったらどうすんの!」


 責任取ろうじゃない!


「あっ――そうだ!」

『水!!』ドバシャアー


 唐突にしずくたんが水中魔法を使う、かなりの水量だ。


「どうしたの? あっ、もしかして、くんくん、薄めた?」


「何を! いや違うからね!」


『雷!!』ドガシャーン


 成る程、水に雷、ナイスコンボ! 魔物がバタバタと倒れる。


「ゆーに〜ここ安地っぽいよ!」


 アンチっぽいか〜そうそう〜そうだ!


「エイジング!」


「違うよ! ピチピチだよ」


 だよな、アンチ……うーん、うん!


「安全地帯っぽいから、ゆーに〜も攻撃し放題だよ」


「うーん、くそう、今、安全地帯、出て来てたのにな」


『雷!!』ドガシャーン


 俺もしずくたんに魔力回復水を渡して、鎌を伸ばして斬りまくる。


「ふははははっ見ろまるでゴ――」


「やめて! 怖い事いわないで!」



二人で狩りまくりだ、しかし「全然減らん!」


 無限増殖の如く増えつづける、本当に黒いあれみたいだ。


「はぁ〜もぅ魔力切れちゃった〜」


「本当に疲れるな、でもここなら直ぐにレベルアップしそうだ」


「ゆーに〜いいな〜」



 二時間は経過した時、天井がビシリと音を立て始める。


「ゆ、ゆーに〜?」


「はわわ、て、敵を殲滅せねば!」


 一心不乱に斬りまくるが天井がどんどん崩れる!


「待って、あと5分!」


「ゆーにー! もう駄目! バリア! バリアして!」


 無情にも崩れ落ちる天井、マッケンジーバリアでぎりぎりセーフ!



「ゆーに〜聞こえる?」


「聞こえてるよハニー」


「な、なんか移動してる?」


「俺もそう思います」


 なんか担がれてる、やばいこれ絶対運ばれてる!


「こ、このまま食べられちゃったら」


「ひぃ〜やめて!」


 こ、怖い事をおっしゃる。




 結構長い間運ばれた気がするが、急に静かになった。


「しずくたん、着いたっぽい、いっぺん解いて見る?」


「絶対駄目!」


 しかし真っ暗だし物音ひとつしない。


「ちよっとだけ、先っちょだけ」


「ゆーに〜! それだよ!」


 え? なに? ナニがそれなの?


「早く、ちょこっとだけバリア解いて!」


「天才!?」


 ちょこっと穴をあける。


 うーん見た感じ誰もいない、そうだ、バリアに足を付ける。


「ゆーに〜これだよ!」


「ふはははっ凄い!凄いぞー」


 でもこの触手バリアね、攻撃されたら多分痛いのだ。



 部屋を探索してたらガイたんが来た!


「ここ、ここだよー」


「ひぃ、ばっ化け物!」「ふ、ふみゅん!」


「俺、俺だよー」


「ゆーに〜これ怖い! バリア解かないと多分怖いよ!」


「な、なに? ユウか?」


「ふみゅ! しずくさんも?」



 二人の前でバリアを解く。


「ふぅ〜驚かすんじゃねえよ! ダンジョンマスターはこれ程気持ち悪いのかと戦慄したわ!」


「ふみゅ〜ちよっと出たですぅ〜」


 気持ち悪いて、ひどい! 後しずくたん、薄めてあげて!


 さーやたんをなでなでしてから部屋を調べる。


「何にもないねぇー」


 皆で見渡すが別に何もない。


「ふぅ、何も無いならそれが一番いいだろ」


 一先ず箱に座る、ふぅ疲れた〜……しかし、何だな、全然疲れが取れないや、いやむしろ凄い勢いで疲れてるね。


「ガイたん」


「なんだよ?」


「何か凄い勢いで魔力消耗してるんだけど」


「へっ? ちっ! 何だその箱! 何でそんな怪しい箱に座っちゃうんだよ!」


「いや〜いい所に椅子がって、あ! やばい」


 クラッと来た!


「ゆーに〜!」「ふみゅん!」

「頼むから早く立て!」


 なんとか立ち上がると、一緒に箱の蓋もぱこんと開いた。


「あいちゃった!」


「オーマイガット!」「な、なに?」「わくわくです!」


 中をそーっと覗く。


「うん、スライムがいる」


 言った瞬間スライムと俺が光り、スライムが形を変える。


「くそっ、なぜ光る! おい、そのスライムを早く倒せ!」


 もう無理だよ、だって凄くかわいい5歳くらいの少女がそこに寝ているのだ。


 その時、スライムだった少女の目が開く。


 目が合った、とても可愛い!


 少女はにぱっと笑い抱き着く。


「パパっ」


「えええっ?」「ぱぱです?」「駄目だ! もう知らん」



 ぱぱか〜色々とまだなのにぱぱか〜、よし。


「ぱぱだよ〜」


 ギュッと抱き寄せてなでなでするのでした。




《ユウ、マッケンジーLv3》

《装備:草の靴、腰ミノ》

《能力:触手、触手服、触手鎌2》

《仲間:しずくLv2》

《仲間:さーやLv2》

《オーマイガット!:ガイLv4》

《娘:スライム娘》

・ω・次回!もうそろそろ第一章完かな。

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