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【67万PV感謝】大魔女ディケーの異世界百合な日々!~元アラサーの私が転生先で美女達からグイグイ迫られる件~  作者: 漁業フリーダム
第10部-4 いざ宮廷へ! スターレイム一家、スパイ大作戦!!

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第586話 ブ◯アカの生放送でニコとクルミの実装が発表され「やばい、石足りん…」とかずっと思いながら、この話書いた話する?

「そうですか……ナタリア夫人は、そのような危険な作戦に自ら臨まれるのですね」

「うん……。

 ナタリア様ってば、潜入とか変装とか大好きだからね……『謎の貴婦人ナタリー』とか名乗って、闇オークションに潜入しようとしたコトもあるし……私を護衛のメイドに変装させてね。まあ、辞めさせたけどさ……」

「ふふ。

 ディケー様のメイド姿、わたくしも見とうございました♪」

「勘弁して……」




 ナタリア様がアーメリア公国の首都トワシン、大公家の宮廷内で開催される貴族連合の会議に出席する日が間近に迫った頃。

 私は久々に南の樹海のエルフの国を訪ねて……メイドのサラさんに膝枕をしてもらい、甘えに甘えていた。

 私だって、ナタリア様の味方をしてもらえるよう、有力貴族達への根回しに東奔西走したワケだし……これくらいのご褒美があってもいいよね? っていう……。




「ごめんねえ、ここんところ忙しくて会いに来れなくて……」

「いえ。こうして月に数度、ディケー様のお顔を見れるだけでサラは嬉しゅうございます」

「ありがと、サラ。

 ……なら、今日はメッチャ甘えてくね〜」




 サラさんの、肌触りのいい上質なメイド服のスカートに包まれた膝に頬ずりをしながら。

 これまで甘えられなかった分を取り戻すべく、ライアやユティには絶対に見せられないようなだらけ具合で、私はサラさんにそう宣言するのだった。




「はい、ディケー様……。

 ご満足されるまで、どうぞごゆるりと……」

「うぅ、優しい……」




 サラさんに頭を撫でられながら、マイナスイオンたっぷりのエルフの国のお城でのお昼寝……はあ、癒されるわあ……。




「(そう言えば、キラリちゃんはエレナお嬢様と上手くやってるかしら……?)」




 ここのところ私が忙しかったのもあって、キラリちゃんはおうちもしくはヴィーナの御領主家のお屋敷でのお留守番が多かったから……今日は星妖精スターフェアリー的にも魔力が濃くて過ごしやすいエルフの国に連れて来てあげたのね。




「(氏族長代理を務めるエレナお嬢様がキラリちゃんを気に入っちゃって、しばらく二人でお城の中を見て回ってる頃だと思うけど……)」




 ま、まあ、キラリちゃんも割とTPOをわきまえられるタイプの妖精さんだし……多分、大丈夫でしょう!




「(さすがにエルフのお姫様の胸の谷間に挟まったりはしないわよね……)」




 森の妖精とも呼ばれるエルフと星妖精、きっと仲良くやってるはず。

 ……まあでも、ここ最近のキラリちゃんは「ドスケベ妖精」なんて異名で呼ばれちゃうような、破廉恥行為を平然とやらかすコトが多くなってるからねえ……そこだけはディケーさん、少し心配ですよーーー。





****





「お父様から氏族長代理を任されたのはいいけれど……ここ最近は人間の村や町との交易も増えたせいもあって、輸出する特産品や工芸品の品質チェックが続いていて……ちょっと退屈してたの……」

『氏族長のお仕事は多忙だって、はっきり分かんだね!』

「……だから、魔女様とキラリちゃんがタイミングよく遊びに来てくれて良かったわあ。

 お客様にお城を案内する名目で、少しの間だけど仕事から離れられるし♪」

『お姫様も大変なんだねー』




 ディケーの予想通り、すぐ意気投合したエルフの氏族長の娘エレナと星妖精のキラリ。

 エレナの肩に乗り、共にエルフの城の中を散策していたが……。




「ちなみにキラリちゃんから見て、私の魔力オーラってどうかな?

 アグバログの呪いから解放されて今年で9年……エルフの氏族長の娘としてあるべき魔力は、もうほとんど取り戻せたんじゃないかな、って自分では思ってるんだけど」

『うーん、そうだねえ……』




 不意に、エレナにそう問い掛けられ。

 キラリはしばし、考えるようにじっとエレナを見つめるとーーー




『……アグバログの影響は、もう完全に消えてるね。

 異界の瘴気の気配も全然感じないし……よく洗練された、かなり良い感じの魔力が出てるよ』

「ああ、よかった♪

 魔女様から助けていただいた後、基礎からみっちり鍛錬した甲斐があったわあ……」




 星の意思によって生み出された、希少な星妖精のキラリならではの観察眼に、エレナもほっと胸を撫で下ろす。

 恐らく、キラリの見立てが正しければ、そこらの魔術師など相手にならない潜在能力ポテンシャルがエレナからは感じられる。




「お父様やお母様……それにサラ達には、160年以上も心配かけちゃったし……私はもう大丈夫だって、みんなに分かってもらいたいの」




 やはり、アグバログから解放された9年間のリハビリと再訓練は無駄ではなかったのだ、と。

 父の代わりを任された、エルフの氏族長代理として、胸を張って言えるように。




『いやはや、立派だねえ……』




 ーーーそれと、胸と言えば。





『……お姫様相手に、さすがにエレパイはまずいか』

「はい? パイがどうかした?」

『ううん、何でもないよー♪』





 ……密かにエレナの胸の谷間に挟まろうと画策していたキラリであったが、エルフの王族相手にやらかしてしまうのもアレなので。

 ここはグッと理性で耐え、不用意に行動を起こそうとした、己を律するのであった……閑話休題。




「そう言えば、少し小腹が空いたわね。

 ……厨房に行って、おやつに木の実のパイでも焼いてもらいましょうか」

『やったぜ!』




 エルフが好んで何百年も住み続けるだけあり、この南の樹海はそこらに良質の魔力が宿り、樹海全体を活性化させている。

 その樹海で採れた木の実のパイなら、さぞ美味且つ良質な魔力も味わえるコトだろう。




『イェィ、イェィ♪ パイパイ、パイパイ♪』

「ふふ、キラリちゃんって面白い妖精さんなのね」




 空中をホバリングしながら小躍りするキラリを見つめ、苦笑いを禁じ得ない、エレナお嬢様であったーーー。

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