第37話「サブクエスト!!爆裂炸裂!上級魔法。」
馬車は足早に去っていくそれを確認してゴールドは覚悟を決める。
まずは、、「静寂を。サイレス。」
念の為だ。姿が見える以上は効果が期待できないけど、、、
ワイバーンはゴールドが近くにいる茂みに隠れているためギリギリで気づかれていない。
よし!!新必殺技の試し打ちといこうか!!!
弱点は詠唱が長いことなんだよなぁ。だからこその不意討ちからのワンショットキルなんだけどね。
サイレスで詠唱も小声になったゴールドは詠唱を始める。
「全てを屠れ業火。紅蓮の柱に立てし覚悟は永劫の一柱!!!終焉!!!マグナムート!!!!」
噛むかと思ったけど大丈夫だった。まぁそしたらやり直すけど。バレてないし。
ドッゴオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!
ワイバーンにマグナムートが直撃する。
普通ならかわされるしそもそも詠唱途中でやられてる。ワイバーンはBランク相当のモンスターだ知能もそれなりにあるって男爵の屋敷の書庫のモンスター図鑑に書いてあったぞ!!!
一分もの地獄の業火が燃え尽きる頃にはそこにワイバーンの丸焼きが存在するのであった。
てか。灰にならんのかい。スゲェ。流石は龍種。さっさとアイテムポーチにしまいこむ。
普通なら入らないけど。特別製なんですぅー。
もう何時間歩いて来たのだろう。フォレストウルフは12体ゴブリンは17体デュアルボアは5体スカイイーグルは2体仕留めた。すると、、、目の前に町が!!!恐らくはエクスポート!!!
こうしてガクガクの足で港町エクスポートに到着するのであった。
「すみません。囮になってそのあとここまで歩いて来たんです。ギルドに仲間がいるんです。Dランク冒険者ゴールドがきたとお伝え願えませんか?あと休ませて、、。」
門番は驚いたがギルドカードを確認してすぐに手配を済ませるのだった。
「マジかよ、、、」
「良かった!良かった!」
「ぎゅーっ!」
様々な反応で出迎えてくれる疾風の槍のメンバー。
ミグダマルさんはギルドへの事情説明だ。何しろワイバーンがでたとなれば街道が使えなくなるからだ。
まぁ倒したけど。
あー!!マイトさん柔らかくていい臭いがするぅ。幸せだよ。元の世界の俺よ。ここに楽園があったんだ。
「すみません。ここまで歩いて来たんです。足がへとへとで、、、」
こうして宿へと直行する一行だった。
「ん、、、、?」
あー。歩き疲れて寝たんだっけ。
トントン!!
誰だ?あぁ。マイトさんだ。、、、ガバッ。抱き締められたゴールドはマイトの感触を楽しむのだった。
「すみません。ギルドへ事情説明が必要になりますのでご同行願えませんか?」
ミグダマルさんか。仕方ないギルドで行くか。完了報告も必要だしな。
「では二階の相談室にお願いします。」
ワイバーンの話は内密なので当然の判断か、、、相談室に入る。
「ではゴールドさんさっそくお願いします。」
なんて言ったらいいんだ?倒したけど、、、
「奇襲で何事もなく倒しました。ワイバーンはアイテムポーチに一部入れましたので確認して頂けると助かります。」
ギルド職員は皆驚愕していた。目の前子供が?疑う者も出てきた。
「すみませんワイバーンを見せてもらえますか?」
「はい。ですが広いところでないと、、、」
こうしてギルドの解体場についた一行。
アイテムポーチに入れていたワイバーンを取り出すまるごとだ。一部とさっきは言ったが仕方ない。
ドン!、、、、
疾風の槍のメンバーとギルド職員は皆驚きを隠せない。そこには香ばしい臭いを漂わせるワイバーンの丸焼きが鎮座するのだった。




