第106話「獣を統べる者」
二人は息を殺しながら先に進む、、、
「こっち、、、逃げてきた先なんだけど、、」
話を聞けば大軍を見て戦わずに逃げてきたそうだが逃げる途中に捕まってしまったそうだ。
「成程、、、あくまでこのマジックアイテムでオークの大軍とオークエンペラーを撮影すればいいので慎重にいきましょう、、」
「撮影?えっと、、オークエンペラーは私が教えてあげるから。」
因みに撮影音もサイレスで何とかなるので安心だ。兎に角見つからない事が出来さえすれば。
それからオークをかわしつつ数分歩き続ける。
「、、あそこよ。」
離れた茂みから除くとオーク大軍がいた。中央には豪華な装備品を装備しているオークがいた、あれがオークエンペラーだろう。
「あれですか?」「え、えぇ。後は頼むわね。」
ええと、、フラッシュはたかないように、、、カシャカシャ、、
二枚ほど写真を撮る。ミッションコンプリートだ。
「もうこんな物騒な所には用はありません、、帰りましょう。」「ええ、、そうね。」
とにかくフラグは建てるような発言はさけ慎重に進んで来た。さっさと帰るぞ。
こうして音もなく森を抜ける二人であった。
「ここまでくれば安心ですね、、、」「死ぬかと思った、、、」
心配性なので二人分のサイレスを掛けなおす。
それから暫く森の入り口を目指す二人。
「はあ、、、入り口だ、、」「帝都に戻りましょう、、、」
こうして命からがら帝都へと戻った二人であった、、、、
「ゴールド!!良かった!!!」「ゴールド様流石です!」「ゴールド君。成果はどうですか?」「その人は誰ですか?」
いっぺんに話し掛けられても分からないよ!
「取り敢えず任務は成功です。この人はオークにさらわれそうになっていたので助けました。」
一同はどうやら安心したようだ。
「で?どうやってオークエンペラーの存在と軍隊を証明するんだ?」
マークナーが切り出す。俺はさっそくスマホを取り出す。
「これが僕のマジックアイテム!あん泥です!」
皆不思議そうにスマホをみている。説明しなきゃな。
「これは時間を切り取り保存するマジックアイテムです。ほら!見て下さい。これがオークエンペラーでこれが大軍です!!」
皆はスマホを凝視する、、、
「なにこれ凄い!!!」「マジかよ。こんなマジックアイテム見たこと無いぜ?」「流石ゴールド様です!!」
それぞれの感想だ。、、、とっ、確認を取らなければ。
「アクジキさん。これで証明出来ますよね?」「、、、はい。お預かり出来ますか?」
いや、、充電の問題があるから無理だな。予備のバッテリーはコンビニの物を買い占めたけどね?
「すみません、、僕以外に使いこなせないので僕も付いていきますね。」
アクジキはしぶしぶ了承してくれた。
さぁ、旦那様との交渉タイムだ!!




