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☆白い髪のシンデレラ
それから程なくしてパトカーと救急車が到着して誠一を刺そうとした男は逮捕された。
誠一は意識がなく、手術しなければいけないらしい。
私が刺されるはずだったのに彼―誠一は庇ってくれた。
そこからしばらくして私は警察に事情聴取をされた。
その時はもう誠一が死んでしまうんではないかと思ってずっと思っていて聴取が終わった時あの男を憎んだ。どうしても誠一が死んでしまった時の私の想像をしてしまった。いつも決まってひとりぼっちでいた。
しばらくして現場に戻ると凄いことになっていた。
もちろん警察もあるのだがすニュースキャスターやマスコミが多かった。少し怖さを感じてしまった。
手術は無事成功した。後遺症も特になくて済むらしい。まだ意識は戻っていないが。
そこからの私の行動は決まっていた。
誠一の病室に全力でダッシュ。
息が切れて、脇腹が痛い。
でも誠一がそれ以上だと考えた瞬間に全く気にならなくなった。
私はずっと手を握ったまま誠一を見ていた。
少ししたらクラスのみんなが来た。
私にシンデレラのキスの事をそそのかした人もいた。
正直ちょっとした安心感を得た。
大丈夫って信じることができた。
1日経ったがまだ彼の意識はないままだ。
私は藁にもすがる思いで彼にキスをした。




