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雑記

宣教師の目的は、キリスト教を広めることだけではない。


宣教師が現代で言うところのスパイの役割を果たしていたことは疑いようがない。彼らは宣教師としてその国に溶け込みながら、あらゆる情報を集めて本国へ逐一報告を上げていた。


つぶさにその国を観察し、武力制圧できる見込みが立った場合は即座に攻め込んで、その国土は自国の植民地とし、その国民は奴隷にするのである。


いわゆる大航海時代であるが、彼らが危険を承知で未知の大陸を目指して航海に出たのは、未発見の陸地を発見してそこを占領することができれば、その土地の資源やそこに住む人たちを丸ごと手中に収めることができ、そこから莫大な利益を上げることができるからであった。


まさに「先に見つけたもの勝ち」だから、各国は躍起になって新大陸を探し始める。


これにより、文明が発達していなかったアフリカやインドはたちまちヨーロッパ諸国の植民地にされた。

人々は悉く奴隷にされ、過酷な労働に従事させられたり、奴隷売買によって売り飛ばされたりした。


これぞ悪魔の所業である。

ルイス・フロイスはポルトガルの宣教師であるが、そのポルトガルこそ、アフリカやインドの各地を武力によってせっせと植民地にした最たる国であった。


土地や人民や財産を掠奪しまくっている国からやって来て、何が宣教師だ。

ふざけんな。

言行不一致も甚だしい。

「他国に広める前に、まずはその教えを自国の国王に宣教しろよ」と言いたい。


もしも日本がアフリカやインド並みの文明しか持っていなかったならば、すかさずポルトガルの植民地にされていたはずである。

ところが日本の文明は、ポルトガルに易々と占領を許すほど幼稚なレベルには無かった。


最初は鉄砲こそ無かったが、ポルトガルから種子島を購入した後は、作り方など教わらなくても自力でその構造を理解し、自国で生産してしまうほどの技術力を持っていたのである。


はっきり言えば、日本の文明は高すぎて、彼らの思惑どおりに事が運ばなかったのだ。


ルイス・フロイスが書いた本として有名なものに「日本史」があるが、これは謂わば上司の命令で書かされた職務レポートであった。

現代で言えば、海外出張に行った際に書かされる報告書に近い。


海外出張で思い出したが、国会議員や県会議員が海外視察と称して、国や県の予算を使って定期的に海外旅行を繰り返している、というニュースを時々耳にする。

国民や県民をバカにするにもほどがある。


先生、先生などと呼ばれているうちに、「自分は偉いんだ」「自分は他の人とは違うんだ」と勘違いしてしまうのかも知れない。


いっそ、国会議員や県会議員を「先生」と呼ぶのを法律で禁止したらどうか。

贈り物はもちろん、彼らに敬語を使ったり頭を下げたりするのも禁止にして、もし彼らに敬語を使ったり頭を下げたりしたら、即座にそれを「接待」とみなして懲役刑にでもすればよい。


国会議員や県会議員を持ち上げてもてはやすから、彼らは傲慢になるのである。

ならば、彼らが傲慢にならないような法律を作れば、少しは彼らの勘違いも是正されるのではないか。


いや、べつに法律なんか作る必要もない。

僕らが率先して彼らと対等に接するか、あるいは見下して接するようにすればいいだけだ。

それが彼らのためであり、ひいては県民や国民のためになるのだ。


さぁ、さっそく今日から国会議員や県会議員を見下そう。

彼らには呼び捨て、タメ口で充分だ。

むしろ、野良犬を見るような目で彼らを見てあげよう。

それが彼らのためなのだから。


僕らは、税金という高いエサ代を毎月払わされているのだ。

そもそも彼らを養っているのは僕らの方である。

飼い犬は飼い犬としての自覚を持つよう、日頃からの躾けが重要だ。

飼い犬が勝手に海外旅行に出かけてしまうのは、僕らの躾けが足りていない証拠である。


おっと、また余計なことを書いてしまった。

もちろん冗談半分で書いている内容だから、まともな反論とかはしてこないようお願いしたい。

(感想欄を閉じているから、反論を書きたくても書けないだろうが)


この作品の冒頭にも書いているが、僕はデタラメばかり書いている。

くれぐれも鵜呑みにしてはいけない。


ただ、全てがデタラメというわけでもない。

情報の取捨選択は、読者の特権だ。

この作品を読み進める際は、是非その特権を存分に行使していただきたい。


ルイス・フロイスは1597年、長崎でその生涯を閉じた。

65歳だった。

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