#4 Psychometry〜true or force
「Cさん…いままで私達を引っ張っていってくれたのに…」
どちらがやったのかはわからない。もし、裏切り者じゃない人がやったのなら…
「まあ、あいつは目立ってたからな…狙われてもおかしくないな。」
無精髭を蓄えたBさんが理由を推測する。
「Cさんのことについては残念ですが、今まで引っ張っていてくれたことに敬意を表し、絶対に裏切り者を見つけましょう!」
私はみんなに呼び掛ける。
「そうだね。まず、サイコメトリーの人出てきて。そして情報お願いします。」
Lさん、いい人だな。頭が少し残念だけど。
ここで、Kの白衣を着た科学者っぽい人から衝撃の真実が語られる。
「いや、そういってるハゲ、てめえが裏切り者だ。」
!!
全員が驚く。
「ま、まさか私の様な冴えないおじさんが、裏切り者だなんて…」
「いや、裏切り者は誰だったとしてもあり得る話だ。私は見たんだ、サイコメトリーで、貴方の記憶を。」
Lさんは何も言い返せず、ただ立ち止まっている。
「俺も見たぜ。」Bさんまで。
「俺はガス耐性でなぁ、てめえが人殺してんのをみたんだよぉ。だから、お前が裏切り者な」
Lさんが泣き出しそうだ。
「いや、いや違う!!」
Gの同い年位の人が叫ぶ。
「俺が本当のサイコメトリーだッ!!」
「え、じゃ、どちらかが、偽物?では、彼の言い分を聞いてみましょう。」
彼に自分の言い分をしゃべらせる。
「俺は見たぞ、B、てめえが、ガス耐性をいいことに人を殺しているのをな!!」
辺りがざわめく。真実か嘘かもわからない状況でいろいろなことが明らかになる。混乱するのも当然でしょう。
「なにを言い出すかと思えば、わけのわからないことを…あいつの話は突拍子もないことだ!!ただカッコつけたいがためにいってるだけだ!!」
「いや本当だ!!」
Kさんの反論をはねのけるG君。
「あいつの正体、それは、殺人鬼、大岡安弘だ!!」
周りの人はピンと来たようだ。記憶がないから私はわからないけど。
「あいつは、ただ、人を殺したいがために、ガス耐性を悪用したクズ野郎だッ!!」
G君が指をつき出す。あ、なるほど。
「Dさんが突如震え出した理由も、これで片がつきますね。たぶんDさんはテレパシーレシーバーを持っていた。それで、Bさんの思考を傍受し、そしてその恐ろしさに震えた。そうだと思いませんか?」
私、ナイス閃き。Lさん除くみんながうなずいてる。
「さあ、答えろ、大岡!!」
G君の追求に、Bさんが、
「ふふふふふふふふ、ふははははははははははは!!!」
不敵に笑い出す。
まるで、命のやりとりの開始を告げるように。




