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虚無なありきたり 〜別乾坤奇譚〜 ☆かんたんの枕☆  作者: 犬冠 雲映子
しし虫はここにはななきししらははかしみにしづがとにゆきてなきをれ

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あめのふるまえに あらわる おじさん

 雨が降る前はユスリカが蚊柱を作るという。

 理由は分からない――パビャ子には。関係ないからだ。

 そうして雨が降る前はツバメが低空飛行になるという。

 虫を食べているからだ、といわれている。が、やはりパビャ子には関係ないので気にしていなかった。





 夕方にさしかかる前の、春の嵐。

 不安定な天気の下、パビャ子はふと雨の湿り気を含んだ風が吹いてきたのに気づく。

 この匂いは不思議と好きだった。

 ヒンヤリとした雨の頼りに、気持ちが落ちついて空を眺める。空の端からドンヨリとした雲がやってきて今にも降り始めそうだった。

 強い風が吹いて、土手の雑草がうねる。

 雲の合間からおじさんの顔がひょっこりと顔を出し、目があった。どこにでもいそうな、おじさん。

 パビャ子はジーッと観察していたが、彼は気まずいとシーッと口に人差し指をあてジェスチャーをしてきた。

 他言はするな、と?

 彼は何者なのだろう? まさか風神?

 ビュウビュウと音を立てて、凄まじい風が吹く。これから雨が降る。

 あのおじさんが仕事をしているのだろうか。

ここ数日(2026年4月)は風が強いですね。

気圧のぶつかり合いのメイストームなのか、単に低気圧のせいなのか分かりませんが……。

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