第六回 三叉の槍と王女の決断編(第十五章~第十六章・外伝2~3)
●主な登場人物・勢力紹介●
※本ページには、『異世界艦隊日誌』第十五章から第十六章、および外伝2「工作艦 明石の憂鬱」、外伝3「戦艦 大和改はもっと打っ放したい」の内容と結末に関するネタバレが含まれています。
※人物の所属や階級、立場は、原則として第十六章終了時点を基準としています。
※本ページでは、この範囲で重要な役割を担った人物を中心に紹介しています。名前のあるすべての登場人物を網羅したものではありません。
●フソウ連合・主要人物●
● 鍋島貞道
フソウ海軍総司令長官。フソウ連合の外交最高責任者。
王国と共和国の商船団襲撃事件に際し、どちらか一方を犯人と決めつけず、第三者による偽装工作の可能性を疑う。
両国の間へ入り、アルンカス王国での会談を準備。
集められた情報から事件の背後にいる勢力の拠点を特定し、王国・共和国・フソウ連合による「トライデント作戦」を立案する。
作戦では、一つの計画へすべてを賭けるのではなく、複数の予備案と支援部隊を用意した。
王国艦隊が危機に陥った際には、あらかじめ配置していた潜水艦隊と水雷戦隊が機能し、作戦全体の崩壊を防いでいる。
それでも本人は、予備部隊を使わなければならなかったことから作戦を六十点と評価する。
成功を自分の功績として誇るより、計画上の不足や味方が負った危険を重く見る傾向が強い。
アッシュやアリシアからは、自分自身の能力と世界に与えている影響を、もっと正しく認識すべきだと指摘される。
戦闘後には、三国の一時的な協力を恒久的なものへ変えるため、国際海路警備機構の設立を提案する。
事件の解決だけで満足せず、同じような争いを防ぐための制度を作ろうとする人物である。
アルンカス王国との最終協議では、チャッマニー姫の個人的な願いと国家の独立を切り離す。
木下の残留を認めながら、王国側へ役職を考えさせるなど、相手の意思と立場を尊重した解決方法を選ぶ。
婚約や許婚という冗談を真顔で口にし、両国関係者を固まらせるなど、外交の場でも相変わらず冗談が冗談に聞こえない人物である。
●東郷夏美
フソウ海軍大尉。鍋島長官の秘書官。
トライデント作戦に伴う三国会談や艦隊運用の事務を支える。
アッシュが再会を喜んで鍋島へ抱きついた際には、慌てて二人を引き離した。
アリシアが鍋島へ親しげに接する場面でも反応を見せており、鍋島をめぐってはアッシュとアリシアの双方へ警戒心を抱いている。
ただし、外交官や秘書官としての役割を忘れることはなく、個人的な感情を抱きながらも三国協力を支えている。
外伝3では、自分の考えが他人へ伝わらないことに悩む鍋島へ、訴えることを諦めれば可能性はゼロになるが、言い続ける限り可能性は残ると励ます。
鍋島の軍務を支えるだけでなく、迷いや自信のなさから立ち直らせる精神的な支えとなっている。
●真田平八郎
フソウ海軍少将。第一外洋艦隊司令。
戦艦キング・ジョージ五世を旗艦とする、新設の第一外洋艦隊を率いる。
外洋艦隊は国外での戦闘、友好国支援、通商路警備、艦艇輸出の宣伝など、幅広い任務を担当する。
トライデント作戦では、共和国の囮艦隊が誘導してきた敵主力を待ち受ける。
敵が共和国艦隊へ注意を集中した瞬間に砲撃を開始し、外洋艦隊の実戦能力を初めて世界へ示した。
新設直後の艦隊をまとめ、三国共同作戦の主力として勝利へ導いた指揮官である。
●川見悟
フソウ海軍大佐。諜報部責任者。
王国と共和国の商船団襲撃事件では、各国へ派遣された諜報員や駐在武官から情報を収集し、第三勢力の存在を探る。
アルンカス王国で開かれる会議と式典では、警備全体の指揮を担当する。
約千名のフソウ連合関係者と、約二千名のアルンカス王国兵・警察官を動かし、会場周辺を徹底的に封鎖。
鍋島の暗殺を狙っていた勢力へ、接近する機会すら与えなかった。
相手が攻撃を始めてから対処するのではなく、情報と警備によって事件そのものを起こさせない人物である。
●三島小百合
フソウ海軍少佐。魔術師であり、川見悟大佐の副官。
イタオウ地区でのアンネローゼとの戦いと、その後の功績を評価され、正式に少佐の階級を与えられた。
アルンカス王国での三国会議では、川見とともに警備指揮所へ入り、魔術的な工作を含む襲撃へ備える。
通常の軍人とは異なる知識と能力を持ちながら、正式な指揮系統の中で活動する、フソウ海軍魔術師部門の先駆けとなる人物である。
●半田一平
フソウ海軍少尉。フラレシア共和国駐在武官。
共和国商船団襲撃事件の調査へ参加し、生還した装甲巡洋艦の損傷状況を検分する。
共和国側の証言だけを受け入れるのではなく、実際の砲撃痕や艦体の被害から、襲撃者の正体を探ろうとした。
外交上の報告と軍事技術的な検証を結びつけ、事件が単純な王国軍の攻撃ではない可能性を示す役割を担った。
●有明芳樹
フソウ海軍少尉。伊号第五十六潜水艦を中心とする第三潜水艦隊の指揮官。
トライデント作戦では、王国艦隊に気づかれないまま、敵根拠地周辺の海中へ配置される。
王国艦隊が敵に包囲されかけた際、敵側面から魚雷攻撃を実施。
第六水雷戦隊とともに突破口を作り、王国艦隊を危機から救った。
表立った主役ではないが、作戦が崩れかけた際に投入される予備戦力として、重要な役割を果たした指揮官である。
●ウェセックス王国●
●アーリッシュ・サウス・ゴバーク
ウェセックス王国王子。通称アッシュ。
王国と共和国の商船団襲撃事件において、王国側の代表としてアルンカス王国を訪れる。
共和国に対する国内の怒りを理解しながらも、フソウ連合による調査と仲裁を受け入れる。
鍋島との再会を心から喜び、外交の場であることを忘れて抱きつくほど、強い友情を抱いている。
トライデント作戦では、自国艦隊を危険な港湾攻撃へ投入する決断を下す。
作戦終了後には、鍋島が自らを過小評価していることを指摘。
世界が鍋島の言動に注目している以上、本人も自分の価値を理解しなければならないと忠告する。
また、どのような状況になっても、自分は鍋島の友人として支えると約束する。
国家間の同盟だけでなく、鍋島との個人的な友情を外交の基盤としている人物である。
●ベテルミア
ウェセックス王国海軍大尉。トライデント作戦に参加する王国別動隊の指揮官。
敵主力を共和国艦隊が引き離している間に、六隻の艦艇を率いて敵根拠地を攻撃する。
囮作戦が失敗すれば、自分たちが多数の敵艦へ包囲される危険を理解していた。
実際に敵艦隊によって退路を断たれかけるが、フソウ海軍潜水艦隊と水雷戦隊の支援を受け、敵の側面を突破する。
危険な役割を引き受け、三国共同作戦の一角を担った王国海軍指揮官である。
●エドワード・ルンデル・オスカー
ウェセックス王国宰相。
共和国商船団襲撃事件の真相を探るため、通常の国家機関だけでは得られない情報を求め、旧知の女性ミスティへ接触する。
海軍軍務大臣メイソン卿とは、表面上は意見を対立させることがありながら、実際には長年国を支えてきた友人同士である。
王国の政治家として表の交渉を担う一方、必要であれば過去の人脈や裏社会の情報も利用する、現実的な宰相である。
●ミスティ
王国の裏社会や情報網に関わる女性。
エドワードとは過去に深い関係があり、長い間会わないという約束を交わしていた。
王国と共和国が戦争へ向かう危機の中、約束を破って訪ねてきたエドワードへ協力する。
王国政府の公式機関では得られない情報を集め、商船団襲撃事件の背後を探る手助けをする人物である。
●フラレシア共和国●
●アリシア・エマーソン
フラレシア共和国の政治家。共和国側の実質的な代表者。
共和国商船団が王国旗を掲げた艦艇に襲われたとの報告を受けても、直ちに王国の犯行とは断定しなかった。
王国側に商船を襲う利益がないことや、アッシュ派の性格を分析し、偽装襲撃の可能性を疑う。
共和国国内で報復を求める声が強まる中、フソウ連合による仲裁を受け入れ、アルンカス王国での三国会談へ参加する。
トライデント作戦では、自国艦隊を危険な囮役へ投入する決断を下す。
作戦終了後、鍋島から「アリシアが主導する共和国が無益な攻撃を命じるとは思わなかった」と聞き、信頼されたことへ喜びを感じる。
一方、自国の軍部や商人の一部が陰謀へ利用されたことは、共和国の恥として厳しく受け止めている。
鍋島へ好意的に接するため、東郷から強く警戒されることもある。
冷静な政治判断と悪戯好きな一面を併せ持つ、共和国の中心人物である。
●リープラン
フラレシア共和国海軍提督。
トライデント作戦において、敵主力を港から誘い出す囮艦隊を指揮する。
敵を本気で撃破しようとせず、砲撃を意図的に外しながら挑発。
夕日による視界の悪化も利用し、敵艦隊をフソウ連合艦隊の待ち受ける海域まで誘導した。
自艦隊が攻撃を受け続ける危険な任務を担い、三国共同作戦の成功へ貢献する。
アリシアの父リッキードとも関係が深く、共和国側から信頼される海軍指揮官である。
●アルンカス王国●
●チャッマニー姫
アルンカス王国王家最後の生き残り。
王国、共和国、フソウ連合が自国の独立を支持したことで、長年の悲願が実現しようとしている。
国民とともに独立を喜びながらも、木下喜一大尉が任務終了後に帰国することへ寂しさを感じている。
独立交渉では、主要な国家条件がまとまった最後に、木下をアルンカス王国へ残してほしいと要求する。
それは王女としての外交要求ではなく、マムアンという一人の少女としての願いだった。
周囲の大人たちから反対されても、初めて自分の気持ちを曲げず、要求を撤回しなかった。
これまでのチャッマニーは、国と国民のためなら、自分の希望や人生を犠牲にしようとしていた。
木下への思いは、彼女が自分自身の未来を選ぼうとした最初の決断である。
最終的に木下の残留が認められ、彼が自分と同じ思いで行動していたことを知る。
婚約者という肩書きにもこだわったが、正式な話は十六歳になってからと説得され、渋々受け入れた。
●木下喜一
フソウ海軍大尉。後にアルンカス王国特別軍事顧問。
連絡員としてアルンカス王国へ派遣され、街では「キーチ」と呼ばれていた。
マムアンと名乗るチャッマニーと出会い、王国の文化、人々、生活を知る。
任務終了後には帰国と昇進が予定されていたが、自らアルンカス王国への残留を願う嘆願書を提出する。
その理由を文書へ記さなかったため、一度は保留されていた。
チャッマニーへの思いだけでなく、王国と国民を守りたいという気持ちを抱いている。
独立祝賀行事を狙った爆弾事件では、チャッマニーとの時間より軍人としての任務を優先し、被害の防止へ動く。
帰国すれば将来を期待される立場へ進めるにもかかわらず、その道を捨てて王国へ残ることを選ぶ。
チャッマニーが十一歳であることも理解し、彼女が成長するまで待つ覚悟を持っている。
最終的にアルンカス王国特別軍事顧問へ任命され、フソウ海軍から出向する形で王国へ残留する。
王女に求められたから残ったのではなく、自分自身の意思で同じ道を選んだ人物である。
●プリチャ
チャッマニー姫付きの侍女。
王女としての責任を背負い続けるチャッマニーが、マムアンという普通の少女へ戻れる時間を守っている。
木下と会えず寂しがるチャッマニーのため、公式行事を利用して二人の茶会を用意する。
独立交渉が中断された後には、バチャラへマムアンとキーチの出会いから現在までを語る。
チャッマニーの木下への思いを、単なる子供のわがままとは考えていない。
王家最後の生き残りとして自分を犠牲にし続けた少女が、初めて自分のために抱いた感情だからこそ、大切にしてほしいと訴える。
その言葉によって、バチャラや王国政府関係者の考えを変え、チャッマニーの願いを守る流れを作った。
身分や政治力を持たない侍女でありながら、一人の少女の心を守ることで、国家間交渉の結末を変えた人物である。
●バチャラ・トンロー
アルンカス王国宰相。
長い共和国支配の中で王国政府を維持し、独立の機会を待ち続けてきた。
独立交渉の最後にチャッマニーが木下の残留を求めた際、当初は国の悲願を危険にさらす要求だと考え、説得しようとする。
しかし、姫がこれまでと違って強く拒絶する姿を見て、プリチャへ事情を尋ねる。
チャッマニーが王女としてではなく、一人の少女として初めて自分の願いを口にしたことを知り、自分たちが幼い姫へ責任を押しつけすぎていたと気づく。
その後は、チャッマニーを説得する側から、彼女の願いを実現する方法を探す側へ回る。
王国関係者をまとめ、フソウ連合との再交渉へ臨み、木下のために特別軍事顧問という役職を用意する。
国の独立だけでなく、国を背負ってきた少女の幸福も守ろうとする宰相へ変化した。
●ファーラング・トンロー
アルンカス王国軍大佐。
共和国支配下でも軍へ残り、王国の独立へ備えていた古参軍人。
三国会談と独立支持式典では、川見悟大佐と協力して警備を担当する。
フソウ連合から譲渡される火砲、車両、通信設備などの運用方法を学び、王国軍の近代化を進める立場でもある。
川見の遠慮のない言い方にも腹を立てず、アルンカス王国軍がフソウ連合と肩を並べられる強さを持つ必要があるという考えを受け入れる。
独立後の王国防衛を担う、経験豊富な軍人である。
●フソウ海軍・整備関係者●
●明石
フソウ海軍工作艦明石に宿る付喪神。
ヒュドラ作戦後、損傷した多数の艦艇の修理を担当する。
艦隊の早期復帰を求められ、ほとんど休みなく作業を続けていた。
前線で戦わない後方勤務は安全だという言葉に傷つきながらも、不満を口にせず抱え込む。
過労と精神的な疲労によって余裕を失い、部下からも心配される状態となる。
藤堂四郎少佐によって仕事の一部を引き取られ、酒の席で気持ちを吐き出したことで、ようやく自分の疲労を自覚する。
翌朝には、上司だけでなく、副長の小森少尉をはじめとする部下からも支えられていたことに気づく。
整備と修理も戦争の一部であり、その責任者も一人の人間として休息を必要とすることを示す人物である。
●藤堂四郎
フソウ海軍少佐。ドック区画責任者。
過労状態にある明石へ仕事を任せ続けず、修理の一部をドック側で引き受ける。
明石を酒の席へ連れ出し、仕事から離れて休ませる。
技術者として艦艇を修理するだけでなく、そこで働く者の状態にも目を配る上司である。
外伝3の実弾演習後には、キング・ジョージ五世の艦橋防御に重大な問題があることを指摘。
運用中の艦であっても欠点を放置せず、改修の必要性を強く訴える。
艦艇の建造・修理・安全を支える、フソウ海軍技術部門の中心人物である。
●フソウ海軍・付喪神●
●大和改
フソウ海軍の巨大戦艦に宿る付喪神。
強力な主砲を持ちながら、実戦や射撃の機会が少ないことへ不満を抱く。
鍋島の長官室へ押しかけ、もっと主砲を撃たせてほしいと直談判する。
戦艦として砲撃することを心から好み、実弾演習では「楽しい砲撃」を存分に味わう。
一見すると無邪気で好戦的だが、彼の要求をきっかけとして、移動標的を使った大規模な実弾演習が実現する。
その結果、若手指揮官の育成、兵器性能の確認、艦艇設計の問題発見など、多くの成果が得られた。
付喪神の個人的な欲求も、組織が正しく受け止めれば、海軍全体の成長へつながることを示す存在である。
●正体不明の勢力●
●商船団襲撃事件の首謀者たち
王国と共和国の商船団を襲撃し、両国を戦争へ向かわせようとした勢力。
王国の商人、共和国軍部の一部、海賊や傭兵などを利用し、互いの国旗を掲げた艦艇に襲撃を行わせた。
関係者を処分して証拠を消し、両国の国民感情を利用して開戦させようとする。
トライデント作戦によって根拠地と艦隊を失ったものの、背後にいる組織全体が壊滅したわけではない。
アルンカス王国での会議と式典では、鍋島暗殺も計画していた。
厳重な警備によって実行できなかったが、鍋島を排除すべき危険人物として明確に認識している。
複数の国家へ協力者を潜入させ、国同士を争わせることで目的を達成しようとする勢力である。
●主な作戦・組織●
●トライデント作戦
王国、共和国、フソウ連合の三国による共同軍事作戦。
商船団襲撃事件を引き起こした勢力の根拠地と艦隊を排除するために実施された。
共和国艦隊が囮となって敵主力を誘導。
王国艦隊が敵港と地上施設を攻撃。
フソウ連合第一外洋艦隊が、誘導された敵主力を撃破する。
さらに、潜水艦隊と水雷戦隊が予備戦力として配置され、危機に陥った王国艦隊を救援した。
三つの国が、それぞれ一つの穂先として異なる方向から敵を攻撃することから、三叉の槍を意味する名が付けられた。
かつて敵対した国々が、共通の脅威に対して協力できることを証明した作戦である。
●国際海路警備機構
正式名称はInternational Maritime Security Agency。通称IMSA、またはイムサ。
トライデント作戦後、鍋島が設立を提案した多国籍の海上警備組織。
海賊対策、通商路警備、遭難船救助、海上事件の共同調査などを目的とする。
本部はアルンカス王国へ置かれ、トライデント作戦で制圧された港と周辺地域も拠点として利用される。
王国、共和国、フソウ連合だけでなく、ほかの国家にも参加を呼びかける方針。
各国の艦艇と将兵が共同任務に就くことで、相互理解を深め、誤解や偽装工作による戦争を防ぐことも期待されている。
軍事同盟ではなく、海上交通という共通利益を守るための国際組織である。
●第一外洋艦隊
真田平八郎少将が指揮する、フソウ連合初の本格的な外洋作戦艦隊。
戦艦キング・ジョージ五世、巡洋戦艦フッド、重巡洋艦エクセター、軽巡洋艦クリーブランド、E級駆逐艦などで構成される。
友好国支援、国外任務、通商路警備に加え、フソウ連合製艦艇の性能を外国へ示す役割も持つ。
トライデント作戦が最初の大規模実戦となり、共和国艦隊が誘導した敵主力を撃破した。
今後、アルンカス王国や国際海路警備機構を通じて、国外での活動を本格化させることになる。
●アルンカス王国特別軍事顧問
アルンカス王国が、木下喜一を残留させるために新設した役職。
フソウ海軍からの出向という形で、王国軍の整備、訓練、防衛体制の構築などを支援する。
すでにフソウ連合の正式な駐在職が決定していたため、それとは別に王国側が用意した。
木下の能力を王国防衛へ生かす公的な役職であると同時に、チャッマニーと木下の願いを両立させるための政治的な解決策でもある。




